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Wednesday, January 31, 2007

映画「Babel」はRinkoが、Tokyoが何とCOOLなこと!

229rinko映画「Babel(バベル)」を鑑賞。菊池凛子のアカデミー助演女優賞ノミネートで、話題になっていたのに、日本では何故かまだ公開されていない映画。

映画を見た感想は、一言、Rinko Kikuchiがすげー。
それに、東京が、「Lost in Translation」に出てくるみたいな描写に近い、浮遊感漂う高層都市として描かれていて、すっげークール。

「電脳都市・東京」のかっこいい高層ショットの数々にくらくらした。
映画館で、隣に座っているアメリカ人に、「ここ、私の出身地」と自慢したくなったほど。

映画の舞台はモロッコ、メキシコ、日本。3つの都市で同時進行プロットが進み、一見何も関連がなさそうな3組の人物グループが、最後に一つの線でつながる。モロッコには、もちろんご存知ブラッド・ピットとケート・ブランシェットという美しいハリウッド俳優陣が、緊迫感に満ちた素晴らしい演技を見せているし、
メキシコでも芸達者の役者達が、「移民」というテーマでリアリティあふれる芝居を繰り広げていた。

しかし、もちろん東京のプロットで菊池凛子が演じる、ろうあの女子高生が、一番すばらしかった。
社会で自分の存在意義を見出せず、唯一自分を表現できることが「異性にアピールすること」であると思い込んでいる少女。その悲しみに満ちた痛みが、浮遊感あふれる未来都市東京を背景に、みずみずしく描き出されている。アレハンドロ・ゴンザレス監督は、どうやってこのみずみずしさを表現できたのか、知りたい。日本に住んでいた人でもなければ、この痛々しい役柄は思いつかないはず。☆4つ。

日本でも4・28に公開されるらしいから、菊池凛子のアカデミー賞ノミネート・体当たり演技を、ぜひ見るべし。日本から、もっともっとこういう野性味あふれる女優が増えればいい。

余談だが、映画を見終わって、クレジットもほとんど流れ終わったとき、一人の観客が私に突然
「私はきょうが、この映画を見るのは3回目。もう2回見ることをあなたにもおススメするわ。毎回違う発見があるから。」と話し掛けてきたから、2度びつくり。(←アメリカっぽい体験だ。)

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06年2月の回顧投稿アップ

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Tuesday, January 30, 2007

フレンチカルチャーにふれる夜。

131frenchembassyフランス大使館の無料イベントに参加。フレンチ映画を鑑賞し、ワインとチーズを楽しむという極楽なもの。定期開催されているカルチャーイベント。

131qhouseDC市内の同僚のお宅に訪問すると、ご主人の趣味とかで、抽象画のペイントが家中にありあり。たまげる。。

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Monday, January 29, 2007

イケメン元海兵隊のアルジャジーラ記者と再会。

129joshwide元海兵隊員でアル・ジャジーラの英語放送の記者になったジョッシュ・ラッシングさんを再取材することになった。アメリカン大学のコミュニケーション学部の授業での特別講義を撮影。うれしいことに、このイケメン、数ヶ月前に取材した私の顔を覚えていてくれた。うふ。

129josh_1詳しくはまた書くけど、ジョッシュはイラク戦争の初期にカタールのアメリカ中央軍指令本部に駐留し、US Marine Corps のPAO(広報)として活躍していた。

いまや06年11月に立ち上がったばかりのアルジャジーラ英語放送の記者として、活躍中。06年5月に一度座りのインタビューをしているが、それ以後アルジャジーラ広報のガードが固くて、彼に取材のアプローチが出来なかっただけに、きょうみたいなオフ・ガードのチャンスは超貴重。

ちなみにコレがジョッシュのプライベート・ウェブサイト。もうすぐ本を出版するらしくて、驚いた。

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ココココに06年の回顧投稿更新アリ。読んでくだはれ。

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Saturday, January 27, 2007

寒空の首都反戦集会でじじばばパワーに圧倒される。

※このところ超多忙を極めておりました都合上、ブログ更新を長い間怠っておりました。
ようやく息継ぎができるようになりました今、また更新を再開いたしました。(by テディ)

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127demo「米軍はイラクから今すぐ撤退を!」「これ以上の米兵の犠牲者を出すな!」
おなじみとなったシュプレヒコールが、時差ぼけがかすかに残る頭にがんがん響く。気温は氷点下。分厚いダウンコートと背中のカイロが手放せない1月最後の土曜日、首都の広場で開かれた反戦集会の取材にやって来た。

127demoayasiiDCでは、2003年のイラク戦争開始後、1万人規模を動員する反戦集会が、年に4回ほど開かれるようになった。全米中から反戦団体がバスを連ねてやって来る。特に今回は、議事堂を見渡せる広場にステージが作られて、ジェーン・フォンダやショーン・ペン、スーザン・サランドンら俳優陣を含む活動家の面々が、次々とスピーチをした。ステージの前には、人々のブッシュ大統領への抗議パフォーマンス(写真)が、色を添える。

127demogranny今回私は、二組の活動家にスポットを当てて、取材をした。一組目は、60~70代のおばあさま達で構成された反戦団体、Granny Peace Brigadeの面々(写真)。

「イラクに若い兵士を送るのなら、代わりに私達を連れて行きなさい。」と主張して、NYの新兵リクルート所の前で座り込みをして逮捕されたこともある、筋金入りの反戦活動家ばあさん達だ。ちなみに、現在は毎週水曜日にNYのロックフェラーセンターの前で、抗議のvigil(ろうそく持って、街角で黙祷みたいなお祈りする活動ね。)をやっているとか。

127demobus二組目は、反戦じいさん。

「テキサスの黄色いばら」号という写真のようなバスを仕立てて、全米を抗議活動に回っているジム・グッドナウさん(68歳)。バスの腹には「Bring Them Home Now(米軍を今すぐ連れ戻そう)」の大きな文字。バスの中は、反戦草の根活動のビラや立て看板、ツールで一杯。それと、バスは、彼の大事な寝床でもある。そう、ジムじいさんは、この反戦活動が定職(!)なのだ。活動資金は善意の寄付金と、自分の貯金のみである。

実はこのジムさん、ベトナム戦争の反戦活動家として、「ニクソン大統領弾劾」を呼びかけていたという過去を持つ。
2007年のいま、イラク戦争の反戦活動家として、巷で「ブッシュ大統領弾劾」を呼びかけるステッカーを配り、反戦の署名を集める彼。

西に反戦集会があると聞けば自宅のあるテキサス州からバスを走らせ、東に抗議デモがあると聞けばまたバスを走らせる。。。す、すごいエネルギーだ。マイクを向けると、熱く「懲りないこの国の戦争好き批判」を語ってくれた。
テキサスの黄色いバラのウェブサイトはココ

アメリカ反戦じじばばパワーに圧倒されたテディだが、まだまだ続く時差ぼけと戦い中。
土曜だってのに、デモ隊のど真ん中にカメラの三脚を持ったまま、取り残されてどーっと疲れた。

反戦じいさん、ばあさんのパワーは、一体どこから来ているのだろうか。。。。


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Thursday, January 25, 2007

「帰った」のか、「また来ちゃった」のか。。

125washdcいろいろうだうだ考えても仕方ない。とりあえず目の前にある機会を掴め、ってんで、テディ再びDCに参上!表題の通りです、ハイ。

東京に於ける暴痛飲・暴食のため、痛む肝臓と朦朧とする意識(大げさ)を抱えたまま、ANAに乗り寝たり起きたりの16?時間。

DCのアパートにやっとのことで帰り着き、荷ほどきした次の日には、
「あ、路上インタビューやって来て~。お題は大統領選立候補表明した民主党候補者についての市民感情。」ってことで、早くも写真のようなことになっとります。

※平たく事情を説明すると、テディは日本の某TV局のDC支局の契約社員という形で、ジャーナリスト・ビザを得ての再渡米となったのでございます。※

さ、寒いよ、氷点下マイナス1℃前後で路上インタビュー!!

このままじゃあ体がもたねえ。。それでもテディの女一匹、アメリカやさぐれTV制作修行は、これからもどうにか続く(らしい)。。


ところで。
※06年の回顧投稿をココココに更新しました。

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Wednesday, January 24, 2007

8日連続飲酒・二日酔い・再渡米

119karaokeanother_1約2年ぶりの帰国だったので、再渡米が正式に決まってからは8日連続の飲み会及びカラオケの会ざんまい。実家に滞在してたので、最後の4-5日間の私の「二日酔いでへろへろ」ぶりを見た母親からは、「飲まないと人に会えないってわけじゃないでしょうに!」ときつーく叱られる。

すいませんお母さん。外見はお父さんの家系の「真面目かつ実直な感じ」を受け継いだのにも関わらず、中身はお母さんの家系の「酒好き」、「お調子もの」の血を濃く継いだようですから。。
(ちなみに父の家系はまったくもって酒に弱い。)

119ordermachine_1今回いちばん驚いたのは、カラオケに行くと、ボックスから、電話をかけずとも、タッチパネル式のリモコンで飲み物や食べ物を注文できることだった。技術は進化している。。

。。ということで、日本帰国中会ってくれて、遊んでくれて、歌ってくれて、一緒に飲んでくれて、はげましてくれて、話を聞いてくれた皆さん。本当にありがとうございました。勇気付けられたり、勉強になったり、細かい心のひだを話せたり、やっぱり持つべきものは日本の友でござる。。。

っつーことで、やはり二日酔いのまま、ウコンドリンク(!)などくいくいやりつつ、成田空港行きのバスにいやいや乗る。いやでもふくれあがった荷物の中身は、日本食のストックや、母にもらった衣料など。。

ーーやばい。この慢性化している頭痛や吐き気、動悸は間違いなく二日酔いと暴飲暴食が原因である。
っつーことで、成田を出る前に空港の売店で買ったもの、それは「救心」(!)

ーーテディのばか。それではワシントンDC生活第2章を始めるべく、いってきまーす。

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Friday, January 19, 2007

”しゃぶ”って歌う夜は「勝手に」盛り上がる。。

119shabu表題から、卑猥なことを想像しないように。。きょうは、”これが食べたかったリスト”の中でもかなり上位にランクインしていた「しゃぶしゃぶ」を食べに行く、です。あの薄切りお肉をお箸でだしの中にすいすいっと泳がせて、ごまだれなんかでいただく日本のうまき食事。。あーこれが本当に食べたかった!アメリカでは薄切りお肉自体が手に入りづらい。さらに、焼肉はあっても、オーセンティックなしゃぶしゃぶは滅多にない。でもボストンには「Shabu-zen」という店がチャイナタウンにあって、よく大学院の学友のキムリンと、食べに行ったものだ。。

119karaokescreenしゃぶしゃぶのあとは、”テディのこれがトウキョウでやりたかった”リストより、第1位にランクインしていたアクティビティ、カラオケ!盛り上がったのは、大学の校歌と応援歌。都の西北にある大学時代のまぶだちと、歌いにいったものですから。。

ところで、この年になると、大学だけではなく、高校や中学の校歌が妙になつかしいのは、何故だろうか。制服を着て、みんなそろって覚えて歌わされるのが、あんなにいやだったのに。季節の変わり目ごとに、紺色の制服を着た学生が、規律正しく等間隔に並んで体育館で数百人が歌を歌う。。何もかも限りなく自由なアメリカに比べると、あの日本の不自由さと規律が実はときにいとおしかったりするのだ、正直な話。

今回帰国中に読んだ「国家の品格」で書かれているのも、これに近いことなんではないか、と思う。つまり、規律やルールのある国、日本の良さを守りましょう、ってことがメッセージなんだと、思うのだ。が、しかし、皆さんこの本をうのみにしてはいけませんぞ。これはさんざん海外で活躍を終えた後の、学者さんの書いた本です。われわれ市井の一般日本人には到底到達できない域に達してから、彼が達した「悟り」と「民族の誇り」を、われわれの社会のどうしようもない同族性・閉鎖性や、日本国現代若者のどうしようもない無気力や国際性のなさと履き違えてはいけません。。

とと、脱線してしまったが、話をカラオケに戻そう。今晩、最高に盛り上がった曲は、振り付きで歌う、沢田研二の「勝手にしやがれ」You Tubeでビデオを発見したので、ぜひご覧あれ。

「せめて少しはかっこつけさせてくれ。寝たふりしてる間に出て行ってくれ。」だってさ。ジュリーが何だか、結構今になってみると、セクシーでかっこいいったら、ないじゃないよ。。(え?年齢を感じるって?しゃらくせえってのよ。おだまり。)とにかく、一回でいいから、↑こんな捨てセリフ、行ってみたいものだわ。

テディと同年代の人は分かると、思うけど今更ながら、日本の「歌謡曲」っていいねえ。。あくまでも、歌謡曲ですよ、J-POPとか、ケミストリーとか、生まれる前のね。

ああ楽しかった、ってことで”てっぺん”過ぎちゃって、朝帰りです、ハイ。

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Wednesday, January 17, 2007

たんたん・楽天地・やきにく

117tantanmen役所にて手続きをしなければならず、雨の東京に早朝から繰り出す。手続きを無事終えて、ほっと一息のたんたんめん。「日本でこれが食べたかった」リストの中の一品。

117rakutenchi大腸がんを患い、人工肛門とぼうこうを装着するという大手術を終えた伯父を見舞う。思いのほか元気なので、ほっとする。伯父は子供がいないので、私を子供のように可愛がってくれる。お土産を渡し、患部を見せてもらい、ひとしきり感動して病院を後にする。人間の体ってよく出来ている。。本当にそう思う。
写真は病院のそばにあって、ずっと前から気になっていた「駅前温泉」こと天然温泉の「錦糸町・楽天地温泉」。お見舞い帰りに行きました。
入場料1260円(女性)でコーヒー色の温泉につかり、休憩部屋にてガウン姿でのんびりできます。都会のオアシススポット。ビバ・癒しスポット満載のトウキョウ!

118chuumonn夕方はまた人と会う。焼肉をごらんのようにてんこ盛り注文したのに、出世した友人が、お会計書をさりげなくピックアップしてくれる、その嬉しさといったらない。ごちそうさまでした!

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Tuesday, January 16, 2007

”ぷちぷち”にくるまれた記憶。

116shibuyacrossingシブヤの駅前交差点は、いつでも人いきれでむせ返るよう。
八方から人が渡ってくる歩行者交差点なんて、世界の何処にも、ないんじゃないかと思う。

外国人の目線でしばしこの「黒い頭」の洪水に溺れてみる。
「ミンナ・オナジ・デ・アンシン。。」
そうかな?みんな同じほうが、怖いんだ、結構。

でも、同じであることに慣れてしまうと、そんなもんかと思ってしまう。
だって、流れに逆らわないほうが、圧倒的に楽である場合も、あるじゃん?

年齢や性別を死ぬほど気にするこの国で、30というcriticalな年齢をすぎてから、流れに逆らってきたわたしが、再びトウキョウを歩く・浮遊感・孤独感といったら、このうえない。
シブヤ・クロッシング。。

116yakeitokyo。。と、ちょっと詩的な気分になっているので、トウキョウの夜景を見下ろせるお食事どころにて、さらなる浮遊感・及び「擬似ロスト・イン・トランスレーション」感を味わう。

2年越しにトウキョウに帰ってくると、9年も勤めてた東京の会社の仕事で、何1000回といったり来たりしていた都内の色々な場所の記憶が、そろりそろりとよみがえって来る感覚に驚く。

よみがえってくる、ということは、今まで心の中で勝手に封印されていたということだ。04年に大学院入学のため渡米してから、使わなくてもいい記憶はしまわれていたのだ。それに気がつかず、、「ここ何だか覚えている」という”トウキョウの記憶よみがえり感覚”に驚いた。

ここは運送業の会社に勤めている友人の言葉を借りて、この状態を表現してみる。

「ぷちぷち(梱包材)にくるまれて、ぐるぐるに梱包されて倉庫の奥にしまわれていた記憶が、徐々にぷちぷちを解いて、事務所に出されてきている状態なんじゃないの?」

↑言い得て妙ではないか。。

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Monday, January 15, 2007

”しあわせ”を浴びにいく。

115gardensan京都から一転、きょうは前の職場でご一緒していたリポーターのNさんの新居へお呼ばれに行く。
私が日本を空けている間に、結婚した彼女の新居は、赤と白のモダンな家具がアクセントになっていて、とても素敵。こういう日は、遠慮なく、ひと様の”しあわせ”オーラを浴びてしまおう。西日の入る暖かい部屋で、彼女の人柄やおいしい手料理もあって、ほんわりあたたまった。
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夕方からは、もう1人の”しあわせ”オーラの持ち主に会いに行く。
ボストンで留学生活を共にしていたNちゃんが日本に帰国後、スピード結婚・妊娠と2重の”しあわせ”を手中にした。

あのときテディが選んだ「アメリカとりあえず残留」という道と、Nちゃんが選んだ「きっぱり日本帰国して、就職」という道。
なんだか私のとった道があほらしく見えるくらい、Nちゃんはぴかぴかに輝いていて、幸せオーラが光っている。
「とりあえず、浴びさせて、そのオーラ!」

こんな感じで、”しあわせ”を東京に浴びにいった、一日なのでした。。

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Sunday, January 14, 2007

京都厄払いのたび vol2

113tsurai「男はつらい。」と言い切ってしまうところが、大阪的(?)な気がする。ということで、大阪のまちにやって来た。

113tako「行列の出来るたこ焼き」屋に行ってみる。さすがにうまい。たった380円のグルメ。通のたこ焼きは塩で食べるそうだが、私は関東人でそんなに「通」ではないので、とりあえず定番のマヨでいただく。

113youjiyalatte再び京都入り。銀閣寺そばの哲学の道を散策。あの油とり紙の「よーじや」がカフェを作ったって知ってました?京風屋敷をリフォームした座敷で、庭園を見ながらお菓子やお抹茶などが食べられる。予約すればランチ弁当もあるらしい。

114facelatteところで、このよーじやの製品の「顔」ともいえるこの「和風女性」キャラが、カプチーノになった!抹茶「顔」カプチーノ。頼まないわけにはいかんでしょう。飲むたびにおちょぼ口になっていったりして、崩れ方にもバカウケする。☆4つだな。

114tofucourse物欲にまみれていたら、肝心の銀閣寺が閉まった。閉館時間に3分くらい遅れただけなら、許してくれてもいいのに。日本人の余裕のなさが、いやだのう。
ま、気をとりなおして、豆腐のコース料理で早めの夕食。新鮮な豆腐をお座敷で湯豆腐にしていただく。この贅沢さといったらない。日の暮れるのが早い京の郊外は、なにやらうっそうと茂った森と遠くに見える市街地の明かりが、旅人気分を盛り上げる。

114kakinohasushi「のぞみ」にて東京へ戻る。車中は、「柿の葉ずし」をおともに。昔から、関西から新幹線に乗るときの、私の定番なのでございまする。

よく考えたら、食べ物の話ばっかりだが、きちんと厄が払えたのかどうか。
しかし、たらふくおいしいものを食べた、京都・大阪のたびであった。。
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06年2月の回顧投稿をひとつアップしました。どうぞお読みください。

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Friday, January 12, 2007

京都厄払いのたび vol1

113apaどうもお互い厄年らしい。。そんなことから、大学時代からの親友Tさんと共に、この京都厄払いのたびを企画した。
しかし何となく、(安かったから)選んだホテルがあのアパホテル。
しかも、例の耐震問題で真っ先に営業が停止したうちのホテルの一つに泊まったのだった。

その上、くだんの女性社長のストラップなど、友人とそろって購入した(写真)。。
今思えば営業停止前の貴重な体験。
宿泊料込みになっている朝食の豆腐ブッフェはおいしかったし、露天風呂つき大浴場も気持ちよかったのに、残念。企業の製品管理や、コンプライアンスにはひっじょーに厳しい風土の日本。でもこのホテルチェーンには個人的に好意を持ったので、ぜひ今回の不祥事を跳ね返して頑張って欲しいもの。

113nishihongan西本願寺訪問。檀家の大訪問日で、あずき粥がふるまわれていたため、早速補食がてらいただく。京都駅までてくてく歩き。京の長屋風情を堪能。

113gobouseihudaやってきました、晴明(せいめい)神社ミーハーですいませんが、「陰陽師」の漫画、小説、映画の長年のファンでして。赤い五ボウ星(ペンタグラム)の印を見ると、つい指で結界を作ってみたくなる。。

113momoありがたい、「厄除けの桃」をさわりまくる。その上、お札類もしこたま購入。

ただし、赤と青色の五ボウ星の「交通安全ステッカー」を購入したものの、青は友人に譲る。もし青い五ボウ星マークを外国(得に米国)にてスーツケースなどに貼った場合「シャローム・イスラエール!」などと叫ばれそうな気がしたのだ。つまり、何かとcontroversial な気がしたわけだ。平和を愛する日本人としては外国では何かと「政治の中道」を行ったほうが安全なのであり、イスラエルにも、アラブ社会にも「寄らない」ほうが賢明ね。うふ。

113maikogaijinバスを乗り継ぎ、「茶碗坂」で寄り道ショッピングしながらも、ようやく清水
(きよみず)さんに到着。外人の子供の貸し舞妓衣装姿に、観光客も夢中でシャッターを切っている。かーわいいー。

113kiyomizustage清水寺の舞台。テディはこの場所に少々トラウマがあり。精神的にここに来ることができるまでに、時間が必要であった。でも今はすがすがしいぞ。来てやったぞ、過去は塗り替えるためにある。。

113tadasiiまた発見。「小うるさい注意書き」。”正し”くない意見は、入れてはいけないのかしらん。清水寺の賽銭箱の脇にあった、「ご意見目安箱」の貼り紙である。

113foreignprayer「恋愛の神様」こと地主神社にて、「お礼参り」の奉納の札。外国人の方も、どうやらここにお参りした後に良縁を決め、お礼にお金(?)をわざわざ収めるため、戻って来たらしい。なんと義理堅い。しかし、いろんな国の人が参拝しているのねー。びっくり。

113ino
同行者のTさんは、「いのししグッズコレクター」。主に根付けなど、いのしし小物を集めている。
「悪いけど、きょうは買うよ、”いの”。」(>どうぞ、お買いください。)

彼女の中では、いのししは「いの」。
今年は干支であるからして、いのグッズはそこらじゅうに売られていて、嬉しい悲鳴のTさんなのであった。

113bodejuu
寒風吹き荒れるきよみずさんを後にして、一路大阪へ。
「ぼてじゅう」のお好み焼きと生ビが胃に沁み、友人の友人宅の善意(泊めていただいた)が心に沁みる、西の旅路なのであった。

「提供はJR西日本でお送り」。。するわけないが、vol2に続く。。


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再会。

112skatelinkきょうは再会がふたつ。ひとつは以前の職場の経済専門ニュースチャンネルで、数年間仕事を共にしていたキャスターのTさん。共に悩めるシングル・ジャパニーズ・やまとなでしこ・キャリアウーマンとして、一緒にお食事に行ったり、職場内外でお付き合いをさせてもらっていた。共に射手座で、思い立ったら止まらない真正直な性格である。また、年齢が近いこと、2人とも外国語習得熱が高いこともあって、お互いを高めあう存在であることは間違いない、Tさんと私。都内のFMラジオ局でアナウンサーとして活躍している彼女は、ブログに早速私の帰国のことを書いてくださった。私が帰国して、日本のTVニュース報道に関して思ったのは、「内容がドメスティックすぎる」ということだったが、彼女も全く同じ違和感を感じているとのこと。語りあい、時間はあっという間に過ぎていきました。写真は会合の場所に選んだ丸ビルの1Fに出来ていた、特設スケートリンク。狭いところにあっという間にいろんな商業スペースを作り出す事に掛けては、日本人は天才的だと思う。東京らしい風景にしみじみ。

112ekibenふたつめの再会は、駅弁とエビスビールの取り合わせin新幹線。日本が誇るgreat bullet train,the SHINKANSEN、「のぞみ」最終にて京都へ向かう。旅の連れは親友のTさん。大学入学直後1年生の必修ドイツ語のクラスでの電撃的な出会い以来、10年超のお付き合いである。もう軽い夫婦くらい、お互いの人生の変遷を知っている。
であるからしてよく冷えたエビスビールの黄金色の缶がプシュッと2缶あいても、話は尽きずにあっという間に夜のKYOTOに到着である。きょうから2泊3日の古都散策、幕開けである。

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Thursday, January 11, 2007

これが食べたかった。

111onigiriI miss you so much, セブンイレブンのおにぎり!コンビニで買った新鮮な「いくらおにぎり」をたらふく食べる、そんな夢のようなことが実現できるのが、わが祖国日本。(食いしん坊のわたし、ばんざーい。><)

ヘアカット・コンタクトレンズ購入などのメンテが完了して、一安心。

というのも、再びワシントンDCに戻り、ディレクター業を続けることになったからである。詳しくは書かないものの、いろいろ考えた末の結論、吉と出ますように。

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Wednesday, January 10, 2007

築地・初詣・表参道・リラックマ!?

110sushi日本満喫は本日も続く。まずは築地。狭い路地をターレット(移動用の1人用の乗り物)が人波をよけよけ進み、人々が魚を売り買いする、東京のエキゾチック・名所。「青空三代目」という店で、カウンターにて食す寿司。「炙りとろ」が、うまいったらありゃしない。

19daijinguuご同行いただいたKさんは、仕事を通じてDCで知り合った「良縁祈願仲間」。ゼンは急げと東京大神宮へ。すると小さい境内をはみ出るほどの、若い女性達の列が出来ているではないか。良縁など祈願するのにはまだまだちと早いんでないか、と思われる、いずれも20代前半のニッポン女子達に混じって、みくじなど引いてみる。すると、大吉!!しかし、横を見ると、Kさんも大吉である。いたいけな日本女子を喜ばせるために、この神社でみくじが大吉である確率はいかほどなのか、知りたいものだ。

19leo
レオナルド・ディカプリオ=オリックス、
ブラッド・ピットとキャメロン・ディアス=ソフトバンク、
リチャード・ギア=ダンディハウス、
トミー・リー・ジョーンズ=サントリー「ボス」

こういう人たちは、本国では「コモディティー=日用品」のCMには出ないのが定石。日本に帰ってきて驚いた、驚くべき日本の広告業界のハリウッド・スター起用率。=カネの力であることには間違いないのだが、外国人がCMしていると何だか「ありがたい」と思うのは、もうやめたほうがいいんでないかい、日本人よ?

110omotesandou表参道ヒルズでお茶など。東京新しいもの探訪。す、すげえ、いろんな国の店が入っていて、ぴかぴかだす。

110relakumaリラックマ大好き。特に小熊のほう。白いやつ。クレーンゲームの腕を試すと、3回目で「墜ち」た。うふ。昔取った杵柄は健在である。


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Tuesday, January 09, 2007

箱根たび 下山編

18honnkann老舗ホテルの朝は早い。というか、ホテルではなく、シニア・シチズン(母のこと)と旅行をしているから、朝が早いのだ。

5時50分きっかりに母ががちゃがちゃと部屋のドアを開ける音がする。ようやく目が覚めると、部屋のTVがつけられ、NHKニュースが流れている。母がベッドの上に起き上がって、無心にTVを見ているのが目に入る。
「お風呂、お風呂に行くのよ。起きなさい、テディ。」シニア・シチズン同士(母には旅友達がいる。)の旅行では、朝風呂はマンデトリー(必修)らしい。はいはい、行きますよ、朝風呂。しっかし、朝から大浴場につかるなんて、何年ぶりだろうか。

18mtfujicup朝ごはん。老舗ホテルの名前は「富士屋」なので、コーヒーカップにもこれでもか、というくらいゴールデン・富士山がついている。日本人としては、ありがたいったらありゃしない。

18katsutofuチェックアウト後は、強羅へ。駅前のかつ丼屋は、住宅街にあるのにもかかわらず、昼前から満員の人気の店。(←TX「いい旅夢気分」ナレーション風)写真は、店の看板メニューの「豆腐のかつ、とうふかつ」。劇馬ならぬ激ウマ。店の名は、”田むら 銀かつ亭”です。お試しあれ。

18kanarazuこの後は山の奥の美術館に行ったのだが、さすがに寒さと母の「おしゃべり」にお疲れモードに。弾丸トーク、私も普段はしゃべりすぎている節があるので、今年は控え目にしないとね。写真は、老舗ホテルの庭散策時に見つけたけったいなサイン。「必ずよく閉めろ!」とはものすごい強調だ。日本を歩いていると、「~するな」とか「こうしなさい。」とか、禁止、命令の張り紙が多いことに今さら気づく。以前はそんなことを思わなかったのに。

18higeclubところで、箱根富士屋ホテルの2代目経営者・山口正造(しょうぞう)は、カイゼルひげがトレードマークで、「ひげクラブ」なる国際組織を創立したとか。ホテルの廊下には、数々のメンバーの写真が飾ってあり、壮観。

18tozantetsudo提供は、箱根登山鉄道でお送りしました。。わけがないが、母娘2人旅、なかなかおつであった。母も大喜びだったのが、非常に印象的だった。ま、ホテルの電話番号ひとつ調べられない母だったので、結局私がいろいろ手配したのですがね。。でも両親への孝行はなるべくよう、と思ったテディなのでした。

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Monday, January 08, 2007

箱根たび。

18sobaなんと、きょうから1泊で母とふたり旅。妹には「母と2人きりになるなんて、勇気あるね」と言われるが、温泉も箱根も久しぶりであるから、そんなことはまあどうでもいい。さつそくJR小田原駅前で名物の高級かまぼこの入った「北条そば」をいただく。うまひ。

18nihon母は驚いたことに、そば屋→ドトールコーヒーと間髪いれずはしご。コーヒーだけを飲むのかと思いきや、デニッシュを「これこれ、これが好きなのよ」とさつそく補食。私の大食いは母に似たのだ、とつくづく思いつつ、箱根登山鉄道に乗り、スイッチバックを繰り返しながら宮ノ下へ。ああ美しきは日本の風景也。

18sukui少し坂道を歩いたので、さらなる補食も可としよう。汲み豆腐である。1分温めろと店主に言われた電子レンジはがたごとと何やらぎこちない音を立てており、至極不安を掻き立てる。

18fujiya前から泊まってみたかった老舗ホテルにお泊まり。明治時代に西洋人をもてなした「和洋折衷のいいとこどり」建築。箱根を訪れるたびに、以前から気になっていたのだが、きょう初めて宿泊が実現した。

18flowerkey夕方には、支配人による館内ツアーが行われ、宿泊客ならずとも休憩客も無料で楽しめる。写真は本館の部屋それぞれにつけられた花の名前のルームキー。全て英語表記がついているところが、モダンである。

18kaiseki夜はディナーに何を食べるかさんざん迷った挙句、離れでお懐石を。数百m先のお屋敷に、車で送迎がつくVIPぶりで、母もご満悦である。温泉大浴場でくつろぎ、湯上りに足ももんでもらって、これ以上はないという感の極楽ぶりに、夜は更けていく。。ビバ日本!


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Sunday, January 07, 2007

上目づかい

17oi帰国に伴う家族行事は続く。2家族合同による寿司ディナーの席で、3歳児の甥の「上目づかい」が、子供の頃の私の妹(甥の生みの親)くりそつで大笑い。こうやって、よく妹の黒目がちな上目づかいに騙されて、ほだされて、こき使われたなあ、と。甥も妹に似て世渡りが上手そうだ。「その上目づかいの才能、私にも少し分けてくれよ」と上目づかいなど使ったこともない、世渡り下手なおばさんはつくづく思うのであった。

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Saturday, January 06, 2007

3歳児コンポジション。

16compositionこれなーんだ!?答え=3歳児の撮った「コンポジション」とでもいうべき抽象写真。単にデジカメを持たせたら、カーペットが撮れただけなんだろうけど、オバ馬鹿で甥の一挙一頭足がかわええ。

16smile子供の成長は早い。久しぶりに甥に会ったら、その成長ぶりに「おいおい」と突っ込みたくなるような状態だ。(親父ギャグ御免)おとこのこだから、機械が好きで、私のデジカメは奪うし、その上、思いもよらないボタンを押しまくってもきちんと使い方がわかっている。末恐ろしい。パソコンを出した私のひざの上にえっちらよじ登り、人が見ているパソコン画面を勝手にクリックし始めたときは、私の目はハートになり、妹(=甥の生みの親)の目は三角に。

「お姉ちゃん!!教えないで、今度私がパソコンできなくなっちゃうから!!」

はいはい。どうもすいません。(汗)

16dinosour甥に買って行った何種類かのお土産のうち、ぬいぐるみなどのメルヘンチックなおみやげは、気に入らないらしく、「ほうり投げ」。そのかわり、写真の「スミソニアン自然史博物館の恐竜ミニチュアセット」などには、非常な興味を示し、恐竜にむいたみかんを食べさせる仕草もかわいい。ええい、何でもいいやい!オバ馬鹿だい、てやんで。

回顧投稿をひとつアップしました。

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Thursday, January 04, 2007

東京びとは「おしり洗い」の達人。。

やってまいりました、帰ってまいりました、
約2年ぶりのわが祖国、日本。
(←大げさで爆)

飛行機の中は、映画を3本見て、飽きちゃって、
マージャン・ソリティアと普通のソリティアを小2時間くらいやってもやっても着かなくて。
改めて「遠いぞ」と思った、成田⇔ワシントンDC間の旅。
辟易したのが、ななめ後ろの席に座っていたアメリカ人の乗客(若い学生)が、
けっこうでかい声で歌う鼻歌が「♪ジョージア。。」だったこと。
日本行きの飛行機で、「我が心のジョージア」もないっつの!!と頭を抱えつつ、
なるべく気にしないようにソリティアをやりまくっていたテディである。
おかげで半ばソリティア中毒である。(爆)

成田に着いて、まず感動したことは、
公共のトイレに設置されたウォシュレット!!

あまりに使っていなかったので、その存在すら忘れていた。
おしり洗いのあの装置。(アメリカではそんなもん見たことない)

すごいぜ、お尻が公共のトイレで、しかも温水で洗えるんですぜ。。親分。びっくりでえ。(←意味不明の江戸弁)

あとは実家があまりに寒いので辟易。
「じき慣れるわよ」とは母上の弁。。慣れるとか、そういう問題なんだろうか。。

私の実家ホームステイ・どこまでもちますやら。。

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Tuesday, January 02, 2007

新年なべパーティ。

11party恒例の新年なべパーティ。買出しに行って、材料を仕込みして、紅白歌合戦を録画して、見ながら飲る。

なべの具はシーフード。はまぐりとseabus(白身魚)と海老と鮭。
いいだしが出て、なべ後のうどんもおいしく頂く。
日本酒をちょっと飲みすぎて、次の日は大汗出して脱水して早朝に目覚めるはめに。
風邪のいい消毒になったかもしれない。

1.2はアメリカ全土がフォード元大統領の葬儀のため服喪の日。それを見ながら旅支度。
。。ということで旅に出ますので、少々更新遅れます。

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Monday, January 01, 2007

Happy New Year 2007!

11vewfrommyroomあけましておめでとうございます。

May peace and happiness prevail the world and everyone (and myself..;-) in 2007!

※写真はきょうではありません。まだアメリカ東部は朝焼けを迎えておりませんが、イメージです。
フセインが年の瀬を迫って処刑されたりして、非常に不穏で不愉快な年末アメリカ・ニュースでした。おかげで風邪がぶり返し、家でうだうだ新年を迎えたテディです。CNNも数日前の「処刑カウントダウン」とはうって変わって新年5現中継とかでばか騒ぎしています。これでいいのかアメリカ。

兎に角、今年もよろしくお願いいたします。

下に06.2.7の回顧投稿をアップいたしましたので、どうぞお読みください。

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