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Thursday, December 28, 2006

ペール・ブルーの空。

1227sora朝起きて、外に出てみたら、空が、青い。ペール・ブルーというのか。青いんだけど、夏の空みたいにくっきりはっきり青いのではなく、うすーい色のきれいなブルーなのだ。写真ではよくわからんけど。

空が青いといえば、04年8月に会社を辞めてボストン行きの準備をしていたときも、空の青さを感じたなあ、とふと思い出す。

Ew913f青つながりでいうと、新007のダニエル(・クレイグ)君の眼の色って印象的。ただのブルー・アイじゃなくて色素が薄ーい青で、狼の眼みたい。クレージー・ブルーと呼ぶらしい。

8below同じような「眼の色素薄い系」つながりで言うと、日本の映画「南極物語」のハリウッド版リメイク「8 Below」主演のポール・ウォーカー君も同じような感じ。

青い空から話は脱線。。

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Wednesday, December 27, 2006

The ticket and The issue....

24coffeeきょう、決断を先延ばしにし続けてきた、あるチケットを買った

チケット、ってもコンサートじゃない。2年ぶりに日本へ帰る里帰りチケットである。

いろんな悩みと、葛藤と、今なお持ち続ける「仕事に対する理想と現実のギャップ」。

会社を辞めて、いろいろな過去を日本に置き去って、
ひとり外国で大学院を修了したプライドと、過去と現在の職歴に対するこだわりもある。

そんなことに悩みつつ、とりあえず、一時帰国することにした。

実はこれ、すごい決断なのだ。だから、なかなか決められなかった。

いまあるビザのステイタスを一度自主終了し、新しいビザゲットして再度入国?
もしくは
それなしで、ワシントンDCの部屋を片付けるためだけに帰ってくることになるのか!?

詳細をここに書く気はないが、いろいろな苦しい事情がある中、自分なりに考えて出したのが、きょう買ったチケット。

中途半端に日本とアメリカをまたに掛けている自分も心苦しい。
セトル・ダウンしたい。
自分にしかできない仕事がしたい。だけどそれが100%できているとは言い切れないのが現在の状態。

それに、日本にはもう一つの「The issue」がある。

それは、気性の激しい母のこと。

母娘関係が、あまりうまくない、というか、うちの母自身がこどもみたい。
守られているとか、理解されているとか、愛されているとか、
思ったことは、申し訳ないが、これまでに正直一度もない。

というか非常にわがままで自分勝手で、私が母みたいで、母が私の娘みたいだ。

帰国日を連絡した途端、3週間に一度、かけてくるか来ないかの国際電話をかけてきて、
押し問答をし、挙句の果てに勝手に切られた。

うちの母には、自分と全く異なる性格や、生き方を選んでいる、私という娘が理解できないので、
自分の生きている社会の範囲内のことしか、話せない。
それが、私をこの上なくいらいらとさせるのである。

今回は、どうやら私が悩みに悩んで決めたチケットの仮の帰国日が、自分の決めた旅行日とバッティングしていることが気に食わないらしい。

いつものことだが、うちの母には、理論だてた説明は全く通用しない。
母のギアがヒステリー・モードに入っているときは、私の話などに耳もくれない。
「お父さんの病気のことも考えてよ。」逆に切れられた。

父は、マイケル・J・フォックスやモハメド・アリと同じ、難病のパーキンソン病を患っている。

高校の教師を長年勤め、それまで頑固で変わり者だけれど健康そのものだった父の病名が明らかになったのは、私が留学をし日本を後にしたすぐ後の秋のことだ。

診断病名を聞いて、留学直後の冬は日本に飛んで帰った。
進行は緩やかなものの体の自由が利かなくなる厄介な病を持つことになった父は、以前にも増して社交性を失い、それを見た母は、より性格の2面性を極めてしまったのかもしれない。

父の「保護者」としての責任感を持った妻と、生来のヒステリー&毒舌の一面と。
そのヒステリーの矛先は、全て娘(達)に向けられるのだから、たまったものではないのである。
外国で苦労している娘その1(=私)のことなんて、帰ってこようがこまいが、悩んでようが悩んでいまいが、おかまいなしだ。

もともと自分で車も運転せず、いつも男性の運転する車に乗せてもらい、
会社に勤務した経験だって2年くらい。
20代前半で父のところに嫁いで
主婦をやる傍ら趣味の筝曲の世界を極めてきた母だから、
「わたしが、わたしが」というミーイズムと、
日本女性的に男性を立て女性は一歩下がり我慢するという面がないまぜになっていて。

シングル・キャリア女性として今を生きる私の人生なんて、うちの母にとっては
「ありえない」くらいに思っているのだろう。

彼女には、いつもこてんぱんに私の人生を否定されるのだ。何もかもを。それが極めてつらい。

2年ぶりに大決断して娘が帰るというのに、この「The issue」
(人が特定の問題を抱えているとき、英語でShe has the issue.などと言うのである)はどうなのだろうか。

帰るのがこわい。成田空港が怖い。

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Monday, December 25, 2006

ジュードとキャメロンとケートとジャックの「The Holiday」鑑賞。

ワシントンDCはきょう、霧と雨で非常にdepressingなクリスマスの一日。

Hday_800x600_02そこで、以前から気になっていた映画「The Holiday」を鑑賞に行ってきた。

LA在住の映画予告編編集者アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外在住の新聞記者アイリス(ケート・ウィンスレット)が、クリスマスを前にそれぞれ失恋
「どこかいつもと違うところでクリスマス・バケーションを過ごしたい!」
とハウス・エクスチェンジし、キャメロンが雪深いロンドン郊外のイングリッシュ・コテージへ。ケートがセミ常夏のロスの大豪邸へ。それぞれ到着したところから、思わぬ出会いが待ち受けていて。。

キャメロンが出会うのはケートの弟(兄?)のジュード・ロウ。
実生活では前妻との間にいる子供の子守をしていた女性との浮気がばれ、ガールフレンドのシエンナ・ミラーに三行半をつきつけられた”プレイボーイ”のジュード。この映画では妻を亡くして2人の娘を男で一つで育てている「よき父」を演じている。ケートのお相手は、「ナチョ・リブレ」のジャック・ブラック。

ジュード・ロウ様は、プレイボーイとわかっちゃいるけど、相変わらずいい男っぷりだ。(単にテディのタイプなんだけど。)あの口元がいいのよ。。薄情そうな感じでさ。

家をエクスチェンジして、ジュードみたいなユーロ・いい男がゲットできるなら、私もバケーション・エクスチェンジしてみたい。その前に、映画の主人公達みたいに、キャリアに成功して素敵な豪邸をaffordできないといけないのだけれど。。

↑家ごと交換して、バケーションを過ごす、そんなことが海外では結構頻繁に行われているらしい。映画に出てきた「ホーム・エクスチェンジ」のサイトはここ

ま、エクスチェンジする家が見つかったとしても、オプションでジュード・ロウとの恋はついてこないことは、多分間違いない。。(笑)

日本人で、これまでに誰か「ホーム・エクスチェンジ」体験したことのある人は、一体全体いるのかしらん。。とも思うけれど。誰か、います?家交換したことある人?いたらおせーて。

キャメロンが、鼻ぺちゃだけど金髪・緑の眼でバービー人形みたいで、やっぱり綺麗。
それと、「小太り」といつも言われているケートも、ぽっちゃり体型(2児の母なのよね)を補ってやまない美しいお髪とハート型の唇、トレードマークのばら色の口紅がやっぱりお綺麗。

バケーション気分を盛り上げてくれて、リラックスできるおススメの映画。とくに日本のシングル・キャリア女性は必見ですな、こりゃ。☆3・5。

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Happy Holiday!

・皆様、Happy Holidayです!

大学院受験→会社退職→大学院→ワシントンDCへ引越し→某TV局のワシントン支局にてフリー・TVディレクターと03年末からこれまで休みなしに走り続けてきた私テディでございますが、
一旦立ち止まって、少々身の処遇を考えている、2006年年の瀬でございます。

アメリカでのフリーのTV・D業も、思った以上に多忙を極めておりまして、06年10月から、ロケ旅行に次ぐロケ旅行に飛び回っていて、このブログも更新が怠慢になっていました。
挙句に、ランダムに007やらアル・ジャジーラやら新しい投稿をするので、わけがわからなくなっている始末。

そこで、年末年始にちょっと「立ち止まる」間。
・「回顧」的に、06年2月~の主な出来事録、アメリカ各地の取材で出会った人、ものなどを書き込み。
(きょうも一つ、06.2.1の出来事録を書き込みました。)
・新しい投稿として、今後の出来事をなるべく毎日書き込み。

と、2重の更新を行うべくがんばろうと思っています。
下のほうを見ると、新たな書き込みがある、上にも新たな書き込みがある、という状態を目指すべく、ここに宣言をしています。

といいつつ風邪を引いたり、思考が後ろ向きになったり、クリスマス休暇のきょう、うだうだしているわけですが、
これからもこのブログ、できるだけよろしくお願いします。
BY テディ@2006年クリスマス

PS・本日通算3回目の「007カジノ・ロワイヤル」を映画館で見て来た後、ワシントンDCのアパートにてこれを書いています。窓からは、ライトアップされたアメリカ議会議事堂とワシントン・モニュメントが夜景に白く浮かび上がっています。私自身は、見るたびに「いつまでここにいるのだろう」感に駆られてしまう風景だったりします。。(と、少々心情吐露。)ブログは、私にとって、「書くことで癒される」ツールだったはずなのですが、それを怠っているので、すこし鬱々としている私ですが、鬱々を解消するためにも、更新、更新するですよ、はい。。。

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