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Tuesday, May 31, 2005

イケメンコンダクター、キース様にめろめろ、Boston Pops初鑑賞。

5【衝動】何故だろうか。朝起きたら、猛烈にボストン•ポップスが聴きたい!突然頭の中に湧いてくる私の衝動は、いつだって一度駆り立てられると止まらない。調べたところ、BSOことボストン交響楽団と一緒でディスカウントの当日券、「ラッシュチケット」が毎週火曜日の演奏会に限って10ドルで売り出されるとの事、そこでボストン・シンフォニーホールに猛ダッシュ!してみた。

5【オザワの壁画】猛ダッシュする必要はなかった。BSOの場合コンサート当日の夕方5時までにはボックス・オフィスに長蛇の列が出来ていて、並ばないとラッシュチケットはゲットできない可能性が高い。しかしボストンポップス=BPOのラッシュチケットに、列はなかった。「あれ?」と思いながら窓口に聞くと、あっけなく10ドルで当日券をゲット出来た。写真は、シンフォニーホール裏の駐車場に書かれた壁画(mural)。我らがマエストロ、オザワが真ん中にでかく描かれているではないか!

5【ヒストリー】ボストンポップスオーケストラは1885年に創立。1881年にボストン交響楽団が設立された後、「夏の間にオーケストラでダンス・ミュージックも含めた軽音楽のコンサートを開いて音楽を多くの人に楽しんでもらいたい」というオーナ−の考えから生まれた。BSOのシーズンは5月で終わり、5月半ばから9月までがBPOのシーズンである。

5【午後8時開演】BSOで来なれたシンフォニーホールに到着して、ホールのドアから1歩入ってまず驚いた。客席が取っ払われ、かわりにテーブルと椅子が置かれているのだ。客席からビールやワイン、サンドイッチなどの軽食が注文でき、それらを片手にリラックスしながら演奏が聞ける。私もビールなど注文し、ほろ酔い気分で演奏を聴く事にする。本日はダイエット中につき、「Amstel Light」を。

5もう一つ驚いたのが、ホールの壁に当てられた美しいライティング。クラシックのボストン交響楽団の時にはない、エンターテインメントな演出がそこかしこに施されている。見に来ている客も、カップルや、ファミリー単位で一つのテーブルにつく、という感じで上流階級の社交の場といった雰囲気だ。

5【やっと会えた、キース!】テーブルセッティングよりもライティングよりも、実は会場を入るなり雷に打たれたように目が釘付けになったのが、ボストンポップス第20代指揮者にして、その甘いマスクでBPOファン層を広げる事に大きく貢献する事となったキース•ロックハートである。

Keith-Lockhart210年前、35歳の若さで指揮者に就任。以来そのルックスもさることながら、レパートリーを積極的に広げる野心も併せ持ち、音楽的才能をあますところなく発揮して現在に至る。きょうは、キースを見にポップスの演奏会に来たと言っても過言ではない。

keithlockhart【ちなみに】ボストン・ポップスを飛躍的に有名にしたのは第18代指揮者のアーサー・フィドラー。アーサー・フィドラーのあとを継いだのが映画音楽でも有名なジョン・ウィリアムズで、これまでにスターウォーズやE.T.など70曲以上を作曲した。しかしキース様の場合は、その若さと俳優のようなルックスからまず人気に火がついた。そのポピュラリティーを生かして、2つ前の写真(ぴんぼけだが)のように曲間にステージトークをふんだんに盛り込んだり、楽団がCDを出す時はCDジャケットにさまざまな衣装を着て登場したりと、ボストンポップスに新しい風を吹き込んだ。楽団側も、キース人気を最大限に生かそうとして、指揮の勉強以外に彼に「アクティング」のクラスを受けさせたり、コンダクターを前面に打ち出したパブリシティーを行ってきた。

しかし、デビューから10年。御年45歳となった人気者イケメンコンダクターは、昨年6月に同じBPOのバイオリニストだった中国系の奥さんと離婚。それもあり「僕自身、この人気に疲れたんだ。BPOにも新しい試みが必要だ。」と漏らしている。(ボストングローブ紙の記事より)ボストンポップスの演奏会自体、私が訪れた日も空席が目立っていた。グローブの記事によると、実際チケットセールスも「以前ほどではなく、下降線をたどっていることは事実」とのことである。

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【でもキース様♪】しかし、私にとって初めてのキース様鑑賞、いやいやボストンポップス鑑賞は、感動の一言に尽きる。コンダクターにつきものの燕尾服ではなく、黒いデザイナースーツに白いシャツ、ノータイのキース様が、拍手に応えて軽く膝を曲げるヨーロッパ風の挨拶をする。ああ、何て才能もあるのにいい男なのかしらん。。もろタイプ。。

いかんいかん,またキース様のことを語ってしまった。

本日の演目はショスタコヴィッチの「フェスティブ序曲」にはじまるクラシカル カウントダウンというシリーズ。リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」のハイライト、ストラビンスキーの「火の鳥」のフィナーレ、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲1番」、そしてバーバーの「弦楽のためのアダージオ」(映画「プラトーン」でおなじみ)など1曲1曲が知っている曲だったので、非常に楽しめた。BSOよりも楽しめたんじゃないかってくらい。(あ、キースにめろめろだったせいだけじゃないですよ。ビールが入ってたせいだけでも、ないはずです。)

【アンコール】は「星条旗よ永遠なれ(Stars and Stripes Forever)」で、曲のクライマックスで写真のように星条旗がどかーん!と正面に降りてきて度肝を抜かれた。「アメリカイズム」大嫌いの私にはサブいぼが出そうになったけど、客はノリノリで大喜び。しかしこの「星条旗~」は、中学校の吹奏楽部のメンバーとして、運動会の行進の時に演奏した思い出がある。あの時はなんとも思わなかったけど、あれからウン10年。9・11以後の世界では、こうしたアメリカ・パトリオティズムを代表する曲は、アメリカ以外では忌み嫌われ、避けられているのではないかなあ。

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【ホールの廊下にもオザワ発見】しかし、ひさしぶりに才能もルックスも素晴らしいイケメンを見たので、もとい、いい音楽を聞いたので気分がいい。どんな女性関係の噂があろうとも、イケメンが指揮を振っているだけで、コンサートの楽しみ具合が、違うんだね〜。ところで、シンフォニーホールの廊下にはキースを指揮者に選出する際に一役買ったBSOの名誉指揮者、日本が生んだマエストロ、我らが小沢征爾の写真が現BSO指揮者ジェームズレバインと並んで飾られている。また聞きたいな、BPO。7月4日のアメリカ独立記念日には、チャールズリバーの川べりでキース様の、もといボストンポップスの無料コンサートが行われるそうだ。これは行かなくては。

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ボストン一のフレンチビストロでクールなランチ

5ボストン、ダウンタウンに「レ•ジゴメイツ」というフレンチビストロがある。きょうはここでランチ。ディナーはちょっと高くて手が出ないが、ランチならプリフィクスメニューで15ドルから。

レストランも「フレンチではボストン一」と評判も高く、内装もメニューも”クール”なのだが、きょうは一緒にランチをしたお相手も”クール”。先日のゲイ教会の取材の時、取材自体もびっくりの連続だったのだが、教会で賛美歌のピアノを弾いていたのが日本人女性だと知って二度びっくりした。バークリー音楽院卒の日本人ジャズピアニスト、Mさんとは初対面で自分と同じ空気を感じ、意気投合。同じボストンに住む”30プラス”の女性同士、こうしてランチでも食べましょう、ということになったわけである。

お食事は、というとサラダも、メインもデザートも申し分なく、さすが評判だけの事はある。ランチなら15ドル前後で楽しめるので、へんぴな場所にあるものの(チャイナタウンの外れ)ぜひ観光客にもトライしてほしい店。また、ウエイターの振る舞いが、まさに「プロフェッショナル」という感じでチップの払い甲斐がある。ボストンの「名店」と呼ばれる店は、やはりこうしてプロの仕事を感じるウエイターがいるから素晴らしい。ピアニストのMさんによると、夜は生ピアノの演奏が入り、自慢のワインリストからワインを注文するドレスアップした客が沢山入って雰囲気ががらっと変わるらしい。

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Monday, May 30, 2005

リビア・ビーチで凍える。。

気温も温かくなってきた5月末、たまに「夏日」を迎えるたびに”ああ、こんな日にビーチに行って何もせずにぼーっとしていたい。。”という想いを抱くことはや1ヶ月あまり。そこで。。

5えー。本日の投稿はリビア・ビーチからお送りします。えへん。

リビア・ビーチはボストンのダウンタウンから地下鉄で行ける海水浴場で、1896年、アメリカ初の公共海水浴場としてオープンし、現在に至ります。

5ダウンタウンから車で10分ほどの立地がよかったのか、オープン当時は金持ちの別荘が立ち並び、社交の場であるボールルームやジェットコースターを備えた遊園地などがつぎつぎオープンしたことから「New England’s playground」という別名がついたほどだそうです。

5しかし、それも今は昔。現在のリビア・ビーチは想像していたのと、ちょっと違う小汚いビーチで、裸足で20歩ほど歩いてみたけれど、やめてしまったほど。〔夢をこわしてすいませんが)しかも、この日は徐々に冷たい風がふきはじめて、夏日とは程遠い天気に。。いくつかこのblogの原稿を書き、冒頭の写真を撮ったあとは、予定より早めにビーチを後にしたのだった。リビア・ビーチで凍える。。アメリカン・ドリームの象徴だったというビーチも、今は「つわものどもが夢の後」状態で、千葉の九十九里浜のほうが数倍きれいなくらい。。残念!

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Sunday, May 29, 2005

父親が離婚して男性と駆け落ち!?70年代のゲイ騒動を描くミュージカル鑑賞~スシ・ビュッフェに舌鼓

5ボストン大学はでかい。金も持っている。学生寮が足りなくなって大学近くのホテルを買い上げ、寮に改造してしまったほどだ。そのボストン大学が持っている劇場、ハンティントン・シアターで上演されているオフ・ブロードウェイミュージカルを見にいくことになった。

昨日のupdateに引き続き、また ゲイものである。ゲイ文化にとりつかれているテディ(”Teddy is unreasonably obsessed by the gay culture..")と笑われるものの、学友のビッキーを誘い出すことに成功。

ミュージカルのタイトルは「ファルセット」。〔あらすじ】主役は悩める中学生ジェイソンくん。ジェイソンくんの両親が離婚することになった。原因はお父さんのマービンの心変わり。しかも相手は男性である。つまりお父さんがお母さんを捨てて、男性と家を出て行ってしまったというわけ。時は1976年。まだゲイピープルへのご近所の目も厳しく、社会的認知もされていない時代である。お母さんのトリーナも、ジェイソンくんも複雑な気持ちを隠せない。トリーナは複雑な気持ちを相談していた精神科医と再婚が決まる。戸惑いながらも、父マービンのパートナーにもなついていくジェイソン少年。やがてマービンのパートナーであるフィーザーが病に倒れ、彼の病気がエイズであることがわかり。。

5舞台はリヒテンシュタインの絵が大きくあしらわれ、赤一色とか、黒一色とか、モノトーンをつかった大胆でモダンなセット。ミュージカルって、どんな難しいテーマも歌に乗せて面白おかしく演出するすごい手段だ。「♪ぼくの~お父さんは~男のひととお~寝てるんだ~」なんて思春期の少年が歌って、父が「♪そうさ、同性が好きさ~好きでえ~なにがあ悪い~好きなものはあ~好きなのさ~この気持ち隠しはしない~」などと返す。。明るくていいけどね。結末は意外と衝撃的で、なんだか切なくなった。

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5きょうは学友サラの誕生日パーティ。スシ好きの彼女が選んだ場所は、ココ、Japanese restaurant 「Minado」(ミナド)。週末だけあって店は満員。

5ミナドはチェーンレストラン。売り物は、シェフ40人(多くはチャイニーズの方々で日本人の板さんではないのだが)が握っては出すスシ・ビュッフェ!巻物+握りなどほぼ全てのスシが食べ放題。うに、いくらもあり。郊外にあるファミレスほどの大きな店内の奥にはスシレーンのほかにもおかずレーン、デザートレーン(抹茶アイスなど)合計50種類は下らないアイテムがずらり。

5スシだけじゃないんです。これなーんだ?カニでっす!生ガキとカニも、込み込みで食べ放題!新しいのが出るとすぐに争奪戦が繰り広げられる生ガキのコーナーが熱い!週末のディナーだと、食べ放題は大人一人$25.95。飲み物代は別です。でやっぱりスシにはジャパニーズビアーよね。。この日はアサヒビールをオーダー。

5パーティー参加者総勢15人でサラを囲み、お約束の「ハッピー・バースデー・ソング」でお祝い。ミナドでは和傘を持たせて写真を撮ってくれるサービスがある。

5レストランの入り口には振り袖がオブジェのように飾ってある。ここはスシを浴びるように食べたい人におススメの店。アメリカでは今、スシがヘルシーフーズとして非常にブームなので、こんな店も非常に繁盛するのだろう。「日本ではスシは、どちらかというと大人の食べ物で、会社の接待とか特別の機会に食べることが多い。若い人はあまりスシレストランにはいかなくて、パスタレストランとかが人気。」こうアメリカ人たちに講釈をたれてみたり。でも私にとっても、スシはグリーシーなアメリカンフードに飽き飽きしたときの、「救いの主」なのである。「スシ食べに行こうよ」というと、アメリカでは”なんかおしゃれでスノッブな感じ”に聞こえるから笑っちゃうのだ。海苔を見ても、「この黒い紙何?」なんて反応する人もいまだにいたりして、海苔が何でできているかも知らない人たちなのだが。。(シーウィードだよーん)


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Saturday, May 28, 2005

ゲイメンがトークTVで片思いの人に告白、その代償は~舞台”Sleeping with Straight Men”鑑賞

片思いの人にTVのトークショーで思い切って告白する。そんな番組は日本にもある。しかしその片思いの人がストレートの男性で、告白する人がゲイの男性だったら!?これは、1995年、アメリカのメディアをにぎわした実話である。なぜかというと、告白されたストレートの男性が、告白したゲイの男性を、TVショーの収録3日後に口論の末射殺してしまったのだ。

5こんな実話に基づいて脚色された興味深い芝居「Sleeping with Straight Men」をひとり見にいった。脚本が書かれてからはや9年も上演されているアングラ・ヒット作。場所はダウンタウンの小さなアートミュージアムの地下劇場。チケットには「contains Nudity & Adult situations」と注意書きがしてある。劇場に到着して辺りを見回してみると、40人も入れば一杯の劇場には、10組のゲイカップルで一杯。1組のヘテロセクシャル(異性同士)のカップルと、謎のアジア人女の私だけが、ひどく芝居に不釣合いな感じで浮いている。

芝居が始まった。〔あらすじ〕ミシガン州ポンティアックという片田舎に住むブライアンは、ゲイ。いつも通うレストランのウエイター、リーに一目ぼれをしたものの、もし彼がゲイ嫌いだったら、と心配で直接告白できずにいた。そこで、友人のQueer、サリーの助けを借りてTVトークショー「ジル・ジョンソンショー」の一コーナー「シークレット・アドマイヤー」に応募。TV局が「あなたのことが大好きで告白したいという人がスタジオに来ています」とリーを誘い出し、ブライアンは公開収録で無事リーに告白したのだが。。

5ご参考にこれが9年前、舞台が初演された時の芝居の写真とPlaybillである。で、舞台の重要な部分はトークショーの部分の後なのである。

無事告白を終えたブライアン。リーは彼女がいて、まっさらのストレート男性。憧れの男性、リーを目の前に、ういういしく必死に口説き落とそうとするブライアン。リーはかたくなにブライアンを拒んでいたものの、いつしか酒場で2人ビールを酌み交わすうちに。。

舞台のクライマックスシーン。酔ったリーに「肩をマッサージしてあげるよ」とボディタッチを迫るブライアン。いつしかその手があらぬところに。拒むはずのリーも抗わない。客席を思わず見渡すと、案の定周りのゲイカップルが寄り添い始めた。照明がピンク色になり、リーが舞台の上で服を脱ぎ始めた。客のゲイメンの視線が一斉にギリシャ彫刻のような、リー役の俳優さんの裸体に注がれ、やばいぞ!と思ったそのとき!

5この人の登場で場内がどっ!狂言回しのドラァグ・クイーン役のミス・クリス・ニーベルさん。ボストンでバーテン兼ドラァグ・クイーンとして舞台に立つ本物である。もちろんこの舞台のクライマックスはブライアンとリーの禁断のセックスシーン。しかしそのままでは生々しすぎる。そこで、写真にあるような豊満ボディの”彼女”が、後ろで熱い夜を繰り広げる2人を背景に、口パクパフォーマンス!魅せますは、マライア・キャリーの「Hero」!”It's a long road. When you face the world alone, no one reaches out a hand for you to hold...”歌詞に爆笑。笑いすぎであごがはずれそうになった。それまでセクシャルな熱気がむんむんしていた客席も、明るい爆笑の渦に。

しかしその「夜」のシーンの後、舞台は一転。トークショー収録から3日後、あの一夜が彼女にばれ、なじられるリー。突然キレたリーが銃を持ち出して、ブライアンの家へ上がり込み、銃声が3発。。。

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ame2冒頭にも書いたが、この事件、アメリカ・ミシガン州で本当に起きた事件。写真がトークショーで告白した相手に不幸にも殺されてしまった、「ブライアン」役のモデルとなったスコット・アメデュアさん。これが実際の事件の顛末をつづったウエブサイト。

schmitzsentenceそしてこちらが、スコットを殺してしまったジョナサン・シュミッツ被告。舞台のリー役のモデルになった。25年の懲役の刑となった。舞台にあったような、「一夜の過ち」があったかどうかは「絶対にない」とする本人側と、「あった」と噂するゴシップ番組などの間で真っ向に分かれていることを付け加えておく。ちなみにこの殺人事件は、番組収録のたった3日後に起きた。もちろん3週間後に放映されるはずだったこのコーナーは、お蔵入りとなったそうだ。番組側は「演出のつもりで、事前に告白者が女性なのか男性なのかはシュミッツさんにあえて知らせなかった。」としているが、シュミッツ被告は「女性が来ると思ってわくわくしていたのに、男性が来てがっかりした。しかし、自分はホモ嫌いなわけではない。」と後に語っていたそうだ。

人間のエゴのぶつかりあいが、すれ違って不幸にも一人の男性を死なせてしまった興味深い事件。しかしながら本当に舞台にあったような禁断の”steamy night”があったかどうかは永遠の謎。それをゲイ・エンターテインメントにしてしまう脚本・演出家のロニー・ラーセン氏に感服。

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Friday, May 27, 2005

大富豪夫人のアートコレクション!イサベラ・ガートナー美術館。

5ボストンに美術館博物館数あれど、見過ごしていた場所がここイサベラ・ガートナー・ステュアート美術館。場所はボストンレッドソックスの本拠地球場があるFenwayでありながら、球場の喧騒を全く感じさせない静けさ。この美術館、何がすごいかって以下の3点に集約されるであろう。

1.美術館の建物が個人の元邸宅で、建物自体が見ものなところ。
2.ラベリングもされていない状態で、ボッティチェリからレンブラントまで世界を代表する名画が無造作に飾ってあるところ
3.素敵なミュージアム・カフェ

5写真撮影は禁止だったが、まずは建物についてコメントしよう。15世紀ベネチア宮殿風のイサベラ邸はエントランスをくぐると4階建ての建物の中央が、美しい吹き抜けの中庭。庭にはスペインやフランスの宗教的な彫像やレリーフ。周りにはクロイスターと呼ばれている回廊が中庭を巡り自然光をふんだんに取り込んだ設計。さらにすごいのは部屋ごとに置く美術品や家具をコーディネートし、壁紙の色合いまで変えていること。イエロールーム、ブルールーム、レッドルーム、ゴシックルームなど部屋ごとにネーミングがついている。ああ、こんな家に住んでみたい。

イサベラ・ガートナー夫人はボストンの大富豪の未亡人。夫を失い、息子が2歳で夭逝した後は、資金力とヨーロッパ芸術に対する知識を生かし芸術家のパトロンとなって美術品の収集にあたった。この美術館はイサベラが収集した絵画290点、彫刻280点、家具460点などなどがところ狭しと並べられているイサベラのコレクションの館なのである。「♪あ、こんなところに牛肉が」というCMがあったが、「あ、こんなところにレンブラントが、こんなところにドガが。」みたいなノリで絵画を楽しめる。しかも、ラベリングがされていないところが、またいい。私は説明されるのが嫌いな女なので、博物館や美術館はたいがい駆け足。「はい、見ました!」みたいな感じで駆け回るのが好きなのであるが、ここの美術館は「見たければ見れば、たぶんルーベンスだけど。。」みたいなノリで絵画が掛けてあるので、私的にマル。探検意欲を掻き立てられるミュージアムなのだ。

明治時代の文部省の役人、岡倉天心こと岡倉覚三もイサベラ夫人と親交があり、美術館1Fには袴羽織姿の天心の写真と共に漢字で書かれた名刺も収められている。おそらく天心が買い付けに一役買った日本の寺院の引き戸、瓦屋根の鳩の飾り物、菊や侍を描いた襖絵や掛け軸もたくさん飾られている。

5さて、お楽しみはミュージアム・カフェ。オープンテラスも含め小さなカフェであるが、ここがパラダイス!

5メニューはランチとカフェとがあって、これはランチメニューの「フレンチチーズ4種盛り合わせサラダ」。一緒に行った同級生のビッキーと共に、「最近こういうcivilize〔文明的)なもの、しばらく食べてなかった。。」と言いながらいただく。うっまーーー(泣)。

5デザートも甘すぎず、上品な盛り付けのブランマンジェ。こういうものがアメリカにはないのよーーー(泣)。うれし泣きしながら、最後の一口まで堪能し、イサベラの美術の館を後にしたのであった。ボストン旅行する方にはボストン美術館のほうが有名だとは思うが、ちょっと足を伸ばしてすぐ近くのイサベラ美術館に行ってみてはいかが?大富豪夫人になった気分で吹き抜け3階の窓からスパニッシュ中庭を見下ろして、カフェで「文明的」ランチなんて、おすすめしますよ。。

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Thursday, May 26, 2005

オンラインDVDレンタル初利用~映画「2046」鑑賞

5NetflixというオンラインDVDレンタルサービスを申し込んだ。きょう、初めてのレンタルDVDが郵便で届いた。この写真の赤い封筒にレンタルしたDVDが一枚ずつ入って送られてくる。利用者はインターネット上でネットフリクス社の持つ4万5000タイトルの中から鑑賞したい作品を選び、クリックするだけ。2-5日で最寄の拠点から郵便箱にぽこっと送られてくるのだから、こりゃ便利。

5送られてきたDVDは紙のスリーブ袋に入っただけの状態だから、郵便箱にも余裕で入るというわけ。これならいちいちレンタルショップに行かなくてもいいし、Netflixのweb上には事細かな映画のレビューが載っている上予告編まで見れちゃうから、内容が違ってたなんてこともない。ところで、送付封筒はなんと封を空け裏返しすると。。。

5なんと赤が白くなって、返信用プリペイド封筒に早変わりするのだ!究極のコスト削減。考えたな、こりゃ。アメリカ国内ならどこでも返信できる封筒で、DVDの返却はいつまででもOK。遅延料金なしときた。ちなみにNetflix社はナスダック上場でカリフォルニアに本社を置く。2005年中に300万人のユーザーを見込んでいるそうだ。レンタル料金は1度に1枚ずつ送られて来るプランが月$9.99。1度に3枚まで借りられるプランが月$17.99でこれが最もポピュラーだそう。アメリカ初にして最大のオンラインレンタルDVD会社の勢いは、既存のレンタルショップ型のBlockbusterを追いこす勢い。そのブロックバスターですら、これまでの店舗でのレンタルに加えNetflixを真似したオンラインでのレンタル部門を新たに始めたほどだ。しかし大方の予想では、オンラインレンタル専門のNetflixに軍配が上がりそうとのこと。

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ということでレンタルしてきた香港のウォン・カーウァイ監督の話題作「2046」を見る。カンヌ映画祭に遅刻寸前で出来上がったというあの大作であり、SMAP木村拓哉の国際デビュー作であり。ハリウッド的ストーリー展開に慣れた観客には、ひたすらゆったりとした美しい画面作り+プロットがないようであるようなウォン・カーウァイ監督の映画の美学は新鮮かも。

しかし予想していたよりも面白くない。ひたすら待って待って”あなたを想い続けるワー”的アジアの恋愛美学は、何かけだるい。チャン・ツイィーは相変わらず綺麗で演技も魅せるのだが、肌が荒れていた。(女の目は厳しいのだ)トニー・レオンはさすがに大物の貫禄。木村君は木村君の素に近い状態で、カギとなる役を上手く演じているものの日本語のみの台詞に少々?日本人は下手に外国語で芝居しないほうがいい、ということか?私は広東語ばりばりの木村君を想像していたのでちょっとがつかり。アジアン女優の作りこまれた美しさがこれでもか、と楽しめる異色の1作。そして、奇想天外なプロットがちょっとついていけない1作。。☆2.5。

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Wednesday, May 25, 2005

雨風ひどくなるばかりのノーイースター

55.23(月)-25(水)ノーイースター(Nor'easter)と呼ばれる北東の暴風雨が毎日吹き荒れる低気温の荒天続き。無理やり外出すると寒いわ、吹き上がる雨風にずぶぬれになるわ、傘はさせないわで最悪。5月なのに冬物のダウンコートを出して着るしまつ。家と大学のジムの往復。

家でテープを整理していたら、これまで作った大学の”課題ニュースリポート”ビデオに日本語の字幕をつけられることを発見FinalCut Proを使ってがしがし日本語翻訳の”家内制手工業的”作業を行う。日本語訳の作業は英作文とは”真逆”の能力を使うもの。しかも字幕スーパーとなると短い文章でエッセンスを抜き出さないとならないわけで。

眺めだけはいい寮の窓から悪天候の空を横目に見つつ、親と親しい知人だけに送る日本語ビデオの作成に精を出す。

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Sunday, May 22, 2005

ゲイメンにとっての宗教とは~”ゲイ教会”の礼拝を取材。

5日曜日の夕方。おそるおそる、とあるダウンタウンの教会のドアを開けて中に入る。すると黒いカジュアルスーツ姿のひげ面のいかつい大男が私を見つけ、両手を胸の上に握り合わせうきうきとした仕草で近づいて来た。「よく来たわね~テディ、来てくれてありがとおー。」フェミニンな仕草でハグ、そしてなんとほっぺにチュッとキッスをされてしまった。あのーひげが、ちくちくあたるんですけど。。

5ひげ面の大男だけど仕草のかわいい彼はマークさん(写真)といって、れっきとしたゲイメン。しかもきのうボストンコモン公園で初めて会ったばっかり(苦笑)。

きのうの青少年ゲイパレードで、公園の広場に出ていたこの教会の紹介ブースで出会った。ブースにふらふらと吸い寄せられ、信者をリクルートしていたマークさんと色々と話し込んでいるうちに「ぴぴぴ」ときて、頼み込んで礼拝の様子を取材させてもらうことにしたのだ。前々から「ゲイピープルをテーマにしたドキュメンタリー」を出来る範囲で制作することを考えていた。撮影対象にはうってつけだと思った。

5日曜礼拝を撮影するためにやってきたのだが、もちろん彼らの礼拝は普通の礼拝ではない。レインボーカラーの旗がかかっているここは「A Church of the Lesbian, Gay, Bisexual and Transgendered Community. Open to all」と銘打ったボストン・メトロポリタン・コミュニティー教会

5普段は普通のカソリックの教会なのだが毎週日曜日の夕方6時からは、彼らMCC(Metropolitan Communicy Church)がゲイの人たちの礼拝のために使っているのだ。信者はレギュラー&イレギュラー合わせて30-40人。こんなレインボーカラーのバッチを着けて礼拝に参加する。

5一人で来ている人もいるしカップルで来ている人もいる。エグゼクティブ風のサラリーマンもいるし、ジャンパーの普通のおじさんやお兄さんもいる。2人いる司祭のうちの一人は全盲で盲導犬の助けなしには動けないジョージ・マクダーモットさん(写真)。推定年齢70代後半から80代。この人は足も悪く、大変な病人に見えるが、説教をしはじめるとこれがすごい。「聖書のゲイメンによる解釈」を弾丸トークする。全盲で生まれ、ボストン大学を卒業した。普通のカソリックの司祭として就職し、女性と結婚して娘ももうけたが、そのあと離婚しゲイに転向したという「波乱万丈人生」を送って現在に至る。

5信者の一人、ボストン在住のデザイナーでゲイメンであるジョン・ウォーカーさん(写真)をインタビューした。

Qなぜここに来ているのですか?A「Just for the feeling of being free with my sexuality to practice my religeous beliefs in Jesus Christ..(自分のセクシュアリティーを自由に表現しつつキリストを信じる宗教的な気持ちを実践するためにここに来ているんだ)」

Q普通の教会に行きましたか?A「行ったけど、ゲイであることを責められているような(prosecuted)気持ちになったし、あそこには居場所はない、って感じだった。このMCCなら、ゲイであることで罪を犯しているとか、そんな気分にはならなくてもいいんだ」

Qカソリック教会は変わるべき?A「別に変わる必要はないんだ。カソリックの人たちはすぐに聖書を持ち出してそれを誤って引用してゲイピープルに伝えるんだ。MCCで学んだのは、カソリックは聖書をmisquoting(誤って引用)しているということ。MCCではみんなが聖書を”正しく”解釈しようとしている。”聖書は同性の者同士が愛し合うことを決して罪とは言っていない”、ということを学ぶ場所がMCCだ。」

取材を終えて思ったのは「ゲイピープルにとっても教会は絶対に必要」ということだ。この教会は信者が本当に家族のように結束していて、礼拝後に食事を共にしたり、ゲイ関連のイベントがあれば協力して参加したり、仲睦まじく行動している。

心の支えとなるサロン的な場所は誰にとっても必要であるのに、世間のカソリックの「常識」は決して「ゲイ」の存在を許しはしない。これまでゲイメンが集って、宗教について話し合える場所はなかったのだ。

5教会においてあった「Homosexuality is not a sin, not a sickness.」というパンフレットを見た。リベラルなマサチューセッツでもまだまだカソリック=”ホモフォビア〔ホモ嫌い)勢力”は強いのだ。写真は中央がジョージ・マクダーモット神父とその盲導犬、向かって左がマクダーモット神父を支え実務をこなしているマイケル・クーパー神父。右が礼拝のモデレーター(司会)を担当しているマーク・ミッケルソンさん。マークはボストンに本社を置く、エレクトロニクス産業向け試験装置の世界最大メーカー、テラダインでエンジニアをしている。彼らは3人とも「自分はゲイメン」とプライドを持って公言してはばからない。実にかっこいい3人のボストン・ゲイメン。こういう人たちと知り合うと、世界観が変わるから面白いなあ。

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ボランティアに初挑戦!

5それは、クリックするところを間違えたことからはじまった。

「運動不足の私の体に良いイベントで、世間のためになって、ボストンを探索できるイベント」を探していた時に「Walk for music」というイベントを見つけた。「ボストンは音楽の街でもあります。ボストン交響楽団やボストンポップスを始めとするプロはもとより、ボストンにはアマチュア音楽集団がたくさんあって、運営資金集めにはいつも頭を悩ませています。彼らのために、ウォーキングをして募金をしましょう!場所はバックベイ・フェンス公園(写真)です。日曜日に来たれ!ウォーキングルートにはアマチュアミュージシャンが歌や音楽を披露して皆さんをお待ちしています。」とある。「ウォーカーとして参加する」というタブを押すはずが、間違って「ボランティアとして参加したい」というタブを勝手に手が、手が~!!

5ということでめでたくボランティア初体験である。私はウォーキングイベント参加者の、誘導係。最寄り駅から公園まではちょっと分かりにくいので、駅の前にイベントTシャツを着て立って、「ボランティア」という名札をつけて、参加者に地図を渡したり道順を説明する。えへへ。写真は一緒に誘導係をやったサラおばさんとトムおじさん。2人ともボストン近郊にずーっと、ずーっと住んでいる典型的な”マサチューセッツびと”である。私もイベントの1時間半前から彼らと一緒に参加者を誘導してみた。朝早くから無償で人のためになることをやるって、気持ちイイもんです、へえ

5あっけなくボランティアは終わり、私もウォークに参加できることになった。周囲を小川が流れる緑あふれる公園のわき道に沿って、アマチュアミュージシャンがギターを弾いていたり、キーボードを弾いていたり、グループでコーラスをしていたり。ウォークそのものというよりは、そういうアマチュアミュージシャンの演奏をいちいち立ち止まって楽しみながら歩く。なごみますねえ。

5ミュージシャンあれこれ。ブラスバンドやアフリカンドラム、脇に乳母車を置いた主婦コーラスグループなど。ますますなごむねえ。

5参加者の中で楽しそうだったのがそろいの帽子をかぶったおばあさん達。およそ5kmを歩き終わった後は広場でみんなで楽しく歌を歌おうの会が行われた。


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カルザイ大統領BUへ

5きょうはボストン大学の卒業式。だからってヘリコプターが飛ぶ理由はないはずだぜい。

5そうなんす。あのヘリはこのおじさんを警備するためのもの。このおじさんとはアフガニスタンのカルザイ大統領。なぜかボストン大が今年この人に法学の名誉博士号を授与することになったから、きょうは朝からうちの住んでいる一体が警備車両やら、ヘリやらでものものしい。大統領は卒業式の来賓スピーチで「米国がアフガニスタンで何千人もの人間を殺したことは人道的に誤っていることであり、あなた方アメリカ人が忘れてはならないことである。また飢餓に苦しむ人を見捨てたり、一般市民を無差別に殺すテロリズムを許してはならない。(要約)」という趣旨のことを語った。アメリカ人に向かって「他人の痛みを無視してはならない。」という教えを説いたカルザイ大統領は素晴らしい。アメリカ人学生も、今まで「一番になれ」とか「いかに勝つか」ということばかり教えられてきただろうに、こういうスピーチこそ真剣に聞いてほしいものだ。(その前にカルザイが誰なのか知らないアンダーグラッドの学生がいそうで怖いのだが)ちなみにカルザイに隠れて目立たなかったが、11月の大統領戦の民主党候補だったジョン・ケリー氏もカルザイ氏と合わせて名誉学位を授与された。

5卒業式に出席した家族と共に大学の小道を歩く卒業生。このガウンの色はBUの色。賛否両論あると思うが、私は情熱的でなかなか気に入っている、クリムゾン・レッド(またの名をゆで上がったロブスター色)。

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Saturday, May 21, 2005

パーティ嫌いのサラ、最初で最後のパーティ

5チャリティーウォーク、ユースゲイパレード見物と盛りだくさんだった一日、学友サラの家でパーティが開かれたので顔を出した。これまでパーティ嫌いで一度も学友のパーティに顔を出さなかった彼女が「Narcissism Be Damned(ナルシストのばかやろう)」という招待メールを送ってきた。「Before I become a hotshot journalist (well, broadcast "journalist"), I've decided to throw a party at my place Saturday night.」だそうだ。しょってるなー。ということで撮った写真がこれ。キムリンに代わって次の学期に私の撮影パートナーとなるのがこの写真のサラ。2人で気合を入れ「We will rock DC!」と誓いあった夜なのであった。

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「青少年ゲイパレード」で高校生達がゲイライツをアピール。

5日付はまだ5・21(土)、チャリティーウォークが終わって、ぶらぶらと地下鉄の駅に向かって歩いていた。すると、ボストンコモン公園の入り口で、写真のようなレインボーフラッグが目に入った。ん?

5あわててボストンコモン公園の広場に行ってみると、「Youth Pride Parade」という張り紙と共に、レインボーフラッグを持った高校生くらいの男女が集まってときの声をあげている。ははーん。きょうは、ボストン青少年ゲイパレードの日だったんだ。「Youth your voice! われわれ青少年もゲイやレズビアンであることを隠さずに言える社会にしましょう!」こんなスピーチが行われていた。レザーファッションや鼻ピアス、モヒカンヘッドに青いヘアカラーなどのとんがった青少年たちが高校単位で旗を用意し、パレードの準備は万端のようである。

5パレードの出発地点から彼らを観察してみることにする。公園にはゲイライツ擁護団体のブースが並んでいて、その前にはQueerのお姉さま「MissHIV Prevention queen04(エイズ抑止クイーン)」も立っていた。(写真の上中央)しかし半端でない数の高校生軍団である。男女比は半々くらい。彼らのアンダーグランド・グランジ・ゴシック・パンクなどまぜこぜファッションが「ダサかわいい」。

5パレードは「ビーコンヒル」と呼ばれるマサチューセッツ州議事堂の前の坂を上り、パークストリート教会という歴史的な教会の前を下る。道を通る人が目を白黒させつつ、好奇心一杯の目で見守る中、高校生達は力いっぱいこんな台詞を叫びながらパレードした。
「Hey hey, Ho ho, homophobia get to go! (ヘイヘイ、ホーホー、ホモ嫌いは出て行け!)」
「Five, six, seven eight, Opening the closet door! (5,6,7,8隠れてないでクローゼットのドアを開けよう!)」
州議事堂の前では「ゲイユースのためのマサチューセッツ州知事コミッション」というゲイ保護派の議員達が作った垂れ幕をかかげた人たちが高校生を温かく迎えた。

5参加者の一人ひとりを観察してみた。いるいる。男の子同士、女の子同士で手をつなぐもの、メークを施した男子高校生。思春期の頃って、残酷なまでに「規格からはみ出た」仲間をいじめたり、排除したりといったことが、学校では起こりやすいだろうに、自分は周りと違っているということを声を大にして言える社会って、素晴らしいなあと思った。だから私はストレートなのであるが、ここまでゲイの人々に関心を持ってしまうのだろう。Teddyのマサチューセッツゲイピープル観察はまだまだ続く。。

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赤いドア、青いドア。

5チャリティー・ウォーク参加後、体が汗で冷えたので近くのチャールズストリートのカフェでお茶をすることに。通りはショッピングストリートとして有名で、おしゃれなブティックやしゃれたカフェが立ち並ぶ。素敵な色のドアを見つけたので、写真に撮る。赤いドア、青いドア。

通りにはアンティークショップもたくさんある。水に浮かぶ陶器のボールは東洋風。涼しげでマル。「ラックセール」と称して、店の前にバーゲン品をたくさん出して売っている店が多かった。この後一人入ったおしゃれなカフェも、フォトジェニックな店だった。

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多発性骨髄腫研究基金ウォークに参加

5Multiple myelomaとは” a cancer of the plasma cell, an incurable but treatable disease.”(MMRF Research Foundation HPより)とのこと。きょうは、このMultiple myelomaつまり「多発性骨髄腫」の研究基金を集めるためのfundraising walkに一人参加することにした。運動不足の私の体に良いイベントで、世間のためになって、ボストンを探索できるイベントと探していって、探し当てた。土曜日の朝にチャールズリバーのほとりをランまたはウォークして、ちょっとした募金をすると、参加記念のTシャツがもらえる。出走前には登録しておいたゼッケンを受け取り、アメフト優勝チームのNew England Patriotsの選手のスピーチ(写真)があったりして、イベントを盛り上げる。(選手の名前、忘れました。。)

5午前9時、先に5kmをマラソンで出走する人たちが出発。いくらチャリティーといっても、マラソンの上位成績者には賞品が出るので皆結構一生懸命である。中には、多発性骨髄腫で亡くなった家族を持つ人たちが、家族の写真をあしらったTシャツを着たりして、ウォークに参加している。こうして明るく、将来の患者をtreatするための新薬の研究基金を集めるイベントを開催するあたりが、非常にアメリカらしい。日本ではあまり聞かないもの。

5私のゼッケンは567番。立派な番号をもらっているものの、はっきりいって賞品目当てではないちんたら歩き(笑)で、景色を楽しむ。寝ぼすけの私が、土曜日の早朝などにチャールズリバーのほとりにひとりで立っていること自体が、素晴らしいのである。驚いたのは、赤ちゃんがいても、レース用の乳母車で参加する強い母親ウォーカー(ランナーもいた!)たち。前後輪が安定した一輪になっていて赤ちゃんと一緒に走れる乳母車が、開発されているのである。(コラージュ写真の左下)中には両親で一人ずつ赤ちゃんをおぶって歩いている人もいた。恐るべしアメリカの健康熱。

さらにこうしたイベントのもう一つの楽しみに、給水所・フリーサンプル配布所がある。イベント参加者にシリアルの1回分のサンプルとか、りんごとか、健康ドリンクとかが無料で配られるのである。私も給水所で洋梨やシリアルバーをゲット!

5ゴール後は表彰式。ハーバード大学ダナ・ファーバーがん研究所で多発性骨髄腫の研究を手がけているケン・アンダーソン教授がスピーチ(写真)。その後、このイベントのスポンサーでもある、ナスダック上場の米バイオベンチャー、ミレニアム・ファーマシューティカルズ(Millenium Pharmaceuticals)のマーク・レビン社長兼CEO(写真右の青いジャンパー姿)があいさつ。

ミレニアムは、もともとゲノム情報を大手製薬会社などに提供するバイオ・インフォマティクスと呼ばれる事業を展開していたが、現在の目標は、自らが製薬会社になること。癌と炎症、代謝疾患、心臓病という4つの分野で治療薬開発を行っており2003年5月13日、FDAから多発性骨髄腫治療薬「ベルケード」承認を取得した。マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く。普段一般の人にはなかなか敷居の高い製薬会社のCEOもこうしてジャンパーに野球帽姿でチャリティーイベントに参加するとは、興味深いものだ。

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Friday, May 20, 2005

おしゃれジューイッシュ・デリでブランチ

5きょうは前から行ってみたかったJewish Delicatessen「Zaftigs」で友人ご一家とブランチ。入り口に飾ってある赤いワンピースを着た太ったおばさんの絵がひじょーーーに印象的。土曜日の朝は開店を待つ客の行列が出来るほどの有名店だそうだ。メニューはサンドイッチが豊富にそろっている。コーヒーはお代わり自由。

5お子さんのいる友人ご一家が公園で出あった日英ハーフの「英美里ちゃん」。カメラに興味深々。自分の食べているものを私にも食べさせようとするので、もらってあげる。

5ライラックの咲くご近所を散歩して大学のジムへ。


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Thursday, May 19, 2005

映画「エターナル・サンシャイン」鑑賞

5ジムで汗を流す。広くて新しい大学のジム。学生証を入り口でスライドすると、無料で入場が出来る。私の最近のお気に入りの場所。


5Brooklineにて、本日の散歩では、こんなモノトーンの壁画を見つけた。れんがに白と黒のモダンな壁画が意外とマッチしている。

映画「Eternal Sunshine」を鑑賞。Complete title は「Eternal Sunshine of the Spotless Mind」。ジム・キャリーが、冒頭で本人だと分からないほどのシリアスな演技を見せている。結婚・出産して一皮むけた(ように私には見える)ケート・ウィンスレットが「ハイテンション彼女」を演じていてかわいい!見た目よりもシリアスな「Closer」と違って、こちらはキュートなラブ・コメディー。しかし、「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン脚本だから、もちろん「記憶の穴」を行ったり来たり。「こんなのありえねえ」的な突っ込みをしながらも、がははと笑えてしまうハートウォーミングかつエンターテインメントな映画。脇役もイライジャ・ウッド、クリスティン・ダンスト、と「どっかで見た顔」続出で楽しめる。週末にカップルで見ると盛り上がる、ひねりの効いた恋愛SF映画。

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Wednesday, May 18, 2005

安売りデパートで散財~映画「Closer」鑑賞

5早くも夏休みに突入した。夏の後半はインターンシップ等で色々忙しくなるので、その前に毎日「ボストン散策」と称して学期中には行けなかったところに行ってみることにしている。きょうはボストンの隣市Brooklineのすし屋「Yasu」で学友サラと寿司ランチ。すし屋なのだが、韓国焼肉用の卓上網が設置してあるなど、Korean系ジャパニーズレストラン。店内は限りなく和風の飾りつけなんだけどねえ。写真は裏通りで見つけた壁画(mural)。こうなったらいくつボストンの壁画をコレクションできるか、見つけ次第写真を撮ることにしようと思う。

5食べ過ぎたのでのどかな近所を散歩していて、やばいものを見つけてしまった。「TJ MAXX」、安売りデパートである。ブランドスーツやカジュアルウエアを正価の20-70%オフで売っている。同じようなブランド物安売りデパートで有名なのはボストンに本店を置くFilene's Basementだが、それに似た店。だだっぴろい店内を探索すると、あるある!タグには有名ブランドの名前で、信じられないような値段になっている。サイズが合えばお買い得である。

夜、昼の散財に反省しつつ、DVDで映画「Closer」を見る。ピープル誌が選んだ「今世界で最もきれいな男性」のジュード・ローと、ナタリー・ポートマンが偶然の出会いをするファーストシーンの長回しにまず引き込まれる。BGMにかかっているダミアン・ローズの"The Blower's Daughter"という曲の「君から目が離せない」という歌詞がとーっても印象的だ。この映画、ジュードやナタリーに加え、ジュリア・ロバーツなど有名俳優が出ているということもさることながら、非常によく練られた人間関係ドラマであることは間違いない。あとで調べてみたら、元の脚本は舞台劇だったとのこと。納得である。「恋愛とは実は何なのか、形があるように見えて実は実体のないものではないのか」、というのがこの脚本のふかーいテーマのように思った。ファッショナブルな恋愛映画、と思うなかれ。実は「イターい」映画。過去の失恋や恋愛や利己主義や、誰もが持っているいろんなぐちゃぐちゃした部分を否が応でも思い出させる映画。ぴりりと効いた台詞がまた矢のように突き刺さる。ハッピーエンドなだけの恋愛映画に飽き飽きしている人におススメ。

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Tuesday, May 17, 2005

歯医者で散財〜ボストンのラテンneighborhoodを探索。

5本日は、まず歯医者から。いたたたた。奥歯の詰め物が取れて放置する事1ヶ月。保険が効かないから行くのを渋っていたが行かないとより虫歯が悪化しそうなので、仕方なしに行く。アメリカでは銀の詰め物はしないとかで元の虫歯部分を削って(痛い!)削って、(だから痛いって!)そこにアマルガム(日本では応急処置用でしたよね)をつめておしまい。しめて100ドル超。くすん。痛さと値段のダブルショックでしばし軽く放心状態。歯医者の近くにあった池を散歩して帰る。グースがやりたい放題状態で、のどか〜〜。

5本日はボストンのラテンネイバーフッドを探索することに。このエリア、ジャマイカプレイン(Jamaica Plain 略してJP)というファンキーな名前がついているボストンの一地区で、ラテン系の人々が多く住んでいる事で知られている。エリアはしかし閑静な住宅街でもある。美しい家々を見ながらstroll(そぞろ歩き)する午後。。。

5お散歩メイツは以前このエリアを宿題で一緒に取材したビッキー。おいしいタコス屋を取材したので必ずまたここに食べにこようと約束していた。このエリアにはゲイ人口も多いようだ。軒先に写真のようなレインボーの旗やサインを掲げている家も多い。

5JPには池もある。1周1.5km以上もの大きな池で地元のジョガーの格好のトレーニング場所だ。。釣りをしているおじさんがここでサーモン(まじかよ)を釣り上げたとかで、得意そうに見せてくれた。一体どうなっているんだ!?

5Arnold arboretum OF HARVARD UNIVERSITYに到着。ハーバード大学所有の(強調)アーノルド植物園だ。なんか頭が良くなりそう。。(そんなわけはないんだけど)

5見どころはライラックの丘。5月初旬にはライラック•サンデーというイベントが開かれ花見物の人が多く訪れる。

5ライラックは種類ごとに全然花の色も、トーンも、においも全然違っていてSMAPの「世界に一つだけの花」を思い出した。(爆)主張の強い花、控えめな花、個性的な花など見ていて飽きない。

5センターストリートというメインストリートに戻り、タコスを求めてひたすら歩く。「America's Walking Town」と呼ばれるボストンであるが、こうわれわれのようにひたすら歩いてご近所探索をしている人が果たして何人いるだろうか。(実は結構いるのかも)歩いて回るのには訳がある。ボストンは駐車場事情がきわめて悪いのである。路上パーキングはたいてい一杯だし、混んだエリアでは二重駐車もざら。ビッキーなどは車を持っているのにあえて乗らないくらいである。「駐車場を探す手間がいや。ガレージ式の公共駐車場はばかみたいに高いし。雪が降れば路上のパーキングロットを掘り起こさないと行けないし。ボストンのドライバーは運転が荒いし、道は整備が滅茶苦茶だもんね。」ビッキーさん、ごもっともです。写真は先日派手な火事で廃墟と化したJPの教会。

5やったー!本日のわれわれのJP探索の「ゴール」であるタコスレストラン「Tacos El Charro」に到着。ケサディラ、エンチラーダ、タコス、ナチョス!とハミングしながらメニュー選び。ライムを入れたコロナビールもお忘れなく!

5JPはボストンのメジャー観光地ではないけれど、目抜き通りには地元の人しか知らないようなディープなラテン系レストラン(もちろん本物の移民の人が開いたもの)がたくさんあって、散策はおすすめである。詳しくはここをご参照あれ。


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Monday, May 16, 2005

散歩でご近所再発見〜映画「真珠の耳飾りの少女」を観る

5散歩がてら近所を再発見。うちの裏の路地にはこんな壁画があったりする。Muralと呼ばれるこのような壁画はボストン市内、至る所にある。カフェやスーパーの壁など地元の「壁画アーティスト」が腕をふるわない場所はない。これはFenway球場の裏という場所柄、球場を描いたもの。

5アイリッシュ•パブ「An Tua Nua」いつも「飲みに行くとき=夜」しか見ていなかったから気がつかなかったけれど、こんなきれいな色の建物だったんだね。

5大学のジムへ。この春に新しくオープンしたばかりのフィットネスセンターである。50mのコンペティションプールにジャグジー付きのリラクゼーションプール、その上マシンルームは3フロアにも渡って展開されている。これなら、行ってもバイクや筋トレの機械が空いてなくて待たされるということもない。さらに4階には屋内ジョギングトラック、B1Fにはロッククライミング用の壁、スカッシュコートなど、巷の商業ジム顔負けの堂々たる施設。残念ながら、私は秋からDCに行ってしまうので使えない。だからいまのうちに使っておこう。

夜はDVDレンタルで映画「真珠の耳飾りの少女」を見る。オランダの画家フェルメールをコリン•ファース(「ブリジット•ジョーンズ」の彼氏マーク・ダーシー様でおなじみ)が、その画家に見入られて絵画の題材となるメイドをスカーレット•ヨハンソン(「ロスト•イン•トランスレーション」)が演じている。見終わって思ったのは、フェルメールは結局奥さんの真珠のイヤリングをつけさせ、絵に描いたメイドではなく、奥さんを愛していたのではないかということ。奥さんは自分が絵の題材にならず、代わりにメイドが選ばれた事で嫉妬に狂うけれど、結局フェルメールとメイドは映画の中ではプラトニックラブ。フェルメールが書いた絵の代金は家族を養う為に使われるのであって。。もっと「危険な愛」を想像していた私はちょっとがっかり。しかし、美しい映画であった。有名絵画が出来るまでの裏話的過程を見せて、見せて、見せて、最後にファイナリー!という感じであの「耳飾りの少女」の絵をunveilする演出が、良い。神経質な画家、フェルメールを演じる悩めるコリン様(ファンなのだ)に萌え〜。

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Sunday, May 15, 2005

ボストン穴場レストランでリラックス

5怒濤のような春学期のラストに加え、DC”出張”が立て続けに予定に入っていたが、それも終わってしばしリラックスできそう。きょうは家の近くにあったのに、まだ制覇(というのだろうか)していなかった、Elephant Walk というレストランでディナー。金色の象が歩くトレードマークに引かれ、前を通るたびに入りたいと思っていたがとうとう実現した。フレンチとカンボディアンのフュージョンを出す店。地元の魚介類をふんだんに使った新鮮な料理と、フレンチ風のソースのハーモニーがたまりません。ボストン大学の裏通り(?)ともいうべき辺鄙な場所にあるものの、valet parkingなんて完備しているあたり、ただものではないとふんでいたが、やはり料理はただものではなかった。レストラン内も外光をふんだんに取り入れてリラックス出来る雰囲気。

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Saturday, May 14, 2005

雷雨と遅刻で6時間遅れのボストン帰郷〜空港で見つけた愛国的/非愛国的グッズぜんぶ紹介!

5DC最終日。土曜日なので、お世話になったインターンの皆さんとベトナム麺「フォー」の専門店で舌鼓。5ドルちょっとでスープまで旨いシンプル麺。トッピングのレモングラスともやしとライムがたまりません。

ボストン行きの便出発40分前に空港に到着。しかし、私はダラス国際空港をなめていたのだった。すでに目の前にはセキュリティチェックの長蛇の列。eチケットのチェックインは「搭乗手続きは閉め切らせていただきました」との画面表示でアウト。いかん。たかが1時間ちょっとの国内線なのに。便を変更する為に1kmほども続いているながいながい列に並ぶ。ほとほと疲れ果てていたところに、空港の外では稲光が。激しい雷雨だ。

雷雨+遅刻で合計6時間、ボストンへの帰省が遅れた。仕方ないので空港の店を散策していて面白いものを見つけた。「America!」という愛国グッズのギフトショップ。DCならではの店だ。品揃えを紹介しよう。

5まずはブッシュ大統領がにかっと笑うマウスパッド。12ドル前後でPatriotismを毎日かき立てるこのグッズ、いかが?(個人的にはおえー。)

5お次は「Nuts about George」というナッツの袋詰め。「ジョージ(ブッシュ)に夢中、うふ。」というワケか。(これも個人的にはおえー。)

5ホワイトハウストイレットペーパー。これであなたのお尻を拭けば、きっと真っ白に!(嘘です)

5だんだん怪しくなって来た。「ビンラディントイレットペーパー」Wipe Out!(壊滅せよ!)とのメッセージ付き。

5「Don't blame me I voted for Kerry」僕を責めないで下さい、ケリー候補に一票入れたのに。Tシャツ。あれ、愛国グッズじゃないぞ、これは。

5これが本音!?「またブッシュかよ!ひえー」ムンクの叫び状態Tシャツ。おあとがよろしいようで。。あ、とうとう搭乗案内のアナウンスが。やっとボストンに帰れる。。


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Friday, May 13, 2005

DC職場訪問最終日。

5DCのメトロ(地下鉄)。ロンドンと同じとまではいかないが、かなり深く地下におりなければプラットフォームまでたどり着かない。ボストンの路面電車と違うのは、時間にきっちりしていること。時刻表通りに運行されているし、次の電車まで後何分なのか電光掲示板で表示される。ボストンじゃあ、こうはいかない。

5きょうはDCでの某局面接兼職場訪問の最終日。

5DCは東京の霞が関/大手町に似ている。ストリートの幅が狭く、建物はNYほど高いビルがない。人々はみなきちんとした服装をしているし、ビジネスマンや政治家が多く、子供や学生があまりいない。

5きのう歩いた噴水広場のあたりには、写真右のように変わった銅像を前庭に置いているレストランがある。広場からずんずん1KMくらいも散歩する。夕暮れ時の空気が心地よい。

また、「緊張したから」と言い訳してひとりアルコール(写真左)。ぶぶぶ。きょうは、DCのワールドレストランの中から、レバノン料理店をチョイス。レバノンレストランと言えば、以前ロンドンで道に迷った時に助けられた経験からいい印象がある。しかし、ここのレストランは満員で20分以上待たされるし、ウエイターがなかなか来ないし、であまり愉快ではなかった。


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Thursday, May 12, 2005

ドキュメンタリー編集の現場に立ち会う〜DCの「出会いスポット」とは

面接も無事終了し、きょうは某TV局のドキュメンタリー制作の最終作業を見学させていただく事になった。詳しくは話せないが、プロの編集マンの仕事を久しぶりに目の当たりにした。

5一日が終わり、DCのダウンタウンを散歩がてらぶらぶら歩いた。デュポンサークルという噴水広場には、人々が沢山ベンチに座って思い思いの夕暮れの時間を過ごしていた。だが、何かが違う。何だろう、と思う間もなく私の頭の「ゲイダー」(ゲイピープルの接近を関知するセンサー、ゲイ+レーダー=ゲイダー)ががんがん反応し始めた。後ろから私を追い越していく二人の青年が手をつないでいる。あれ、おとこどうしなのに??あ、そうか。ここは、ゲイの方々の出会い/憩いの場なのね。DCは場所柄、ゲイライツを提唱して国家レベルでゲイの権利を訴えるNGOの存在も多い。ブッシュ大統領の共和党政権は、副大統領のチェイニーの娘さんがレズビアンであるにも関わらず、カソリックの思想に反するとしてゲイの権利に反対している。だからして、DCという場所だけに、ゲイピープルも、よりvisibleでなければ権利を訴える意味がないのであろう。DCは、政治の町であると同時にゲイの町でもあるのである。。

5DCにはワールドレストラン、エスニックグッズの店も数多い。各国から大使の集まるアメリカの首都なのだからそこに住む人々も各国から集まっているというわけ。インド系カーペット/インテリアグッズの店にて。ビーズをちりばめたスリッパやアクセサリーも売っていた。

5緊張した一日の疲れをほぐして自分に乾杯。人が一杯入っていた雰囲気の良いイタリアンレストランを見つけ、パスタと白ワインで一人ディナー。1月から5月まで、ひたすら突っ走って来た春学期を振り返る。

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Wednesday, May 11, 2005

堂々寝坊するもワシントンDC面接旅行へ出発!

あれ?セットしたはずの目覚ましが鳴らなかった。。やばい!8時半の飛行機に乗るはずが、目が覚めると朝7時半!!もう空港に立っていなければいけない時間に起きてしまった。いつもながらこの「生活態度だけが大物」という私の癖、治らないかしらん。昨日卒業式を迎えたBUの社会人MBAの皆さんと0時近くまで大学そばのパブで飲んでいたのが行けなかった。6時半に目覚ましをセットしたのに堂々ともう1時間寝ていた。10分で支度をして寮の前からタクシーを拾う。

奇跡だ。間に合ってちゃんとユナイテッドのDC行きシャトルに乗っている。ビバ!ボストンのローガン空港。ダウンタウンから近いので、私のようなねぼすけも助かるのだ。上空は快晴。降り立ったDCは、涼しいボストンと違って蒸しあつあつ。初夏の気温がむんむんするが、新緑が濃くすがすがしい空気。

5きょうは、9月からのDCでのインターンシップの面接で某TV局の支局長にお会いする。その前に、無事面接までこぎつけたことを、ボストン大学ワシントンセンターに立ち寄って報告に行く。ダラスインターナショナル空港からダウンタウンまではタクシーで3、40分。BUワシントンセンターは大きな動物園の前にあった。

5笑顔で迎えてくれたブルーのサマーセーターが決まっている美女は、エリン。ボストン大学ワシントンセンターのインターンシップコーディネーターとして、私のインターンのコーディネート第1段階は彼女が連絡をしてくれた。そのおかげできょう、面接の相運びとなった訳である。日本の佐賀県でAETをしていたことがあるとかで、意気投合した。

5まずはエリンの案内でワシントンセンターを見学。1階には、ケネディのポートレートなどが飾られている。教授達がミーティングをしていたので、挨拶。秋学期に備えて好印象を与えておきたい。

5ニュースルーム。授業の半分はこの部屋で「取材」をし、記事を書く事になる。「記者」一人一人のブースには、コンピューター、電話もあって実践気分が味わえる。

59月から生活をする事になる部屋も見学。思っていたよりは小ぎれいだったものの、やはり狭い。やっていけるだろうか。この年になって他人と住むのも(ベッドルームは別、リビングルームをシェアするだけだけど)初めてである。

5午後からはいよいよ面接。さて吉と出るか凶と出るか、運試し。。


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Tuesday, May 10, 2005

鬼教授にあいさつ〜日本人MBA生卒業式

5あ、つ、い。今日は夏日。キャンパスの芝生には寝そべる学生続出。私は、寝そべる事もなくやっと学期末のごたごたもすっきりしたのでチャイナタウンのヘアサロンに出かけ、髪を切ったりといろいろな用事をすます。

5用事の中に、サーシャ•ノーキン教授へのあいさつがあった。BUの放送ジャーナリズムの顔ともいえる彼女。率直で厳格かつ素朴な性格から「鬼」とうたわれる上、化粧っ気もなく一年中ズボン姿で過ごす教授だけれど、私は彼女の「嘘をつかない=物事をsugarcoat(きれいごと化)しないところ」が好きだった。放送ジャーナリズムと言っても、美しい文章を書いたり、取材先やインタビューする人の「有名さ」で評価をする「記者型」の教授も多い。そんな中で、彼女は徹底的に「撮れている映像でいかにストーリーを語るか」を学生に対する評価の基準にしていた。だから、美しい文章が書ける学生でも、いい絵が撮れてなければだめだったし、いくら偉い人をインタビューしても、そのインタビューがストーリー全体のコンテキストに合っていなければ、容赦なく学生をけなした。我々院生がふざけて、彼女の好みの映像を「ノーキン•ショット」と呼んでいた。それは、ローアングルから撮った映像だったり、高いアングルから撮った実験的なカットだったり、必ずノーキン教授が作品をプレビューする時にわざわざビデオを一時停止にして、「このカット、いいですね」と褒めるカットなのである。我々クラス一同は、皆が取材の時ごとに教授に褒められようと「ノーキン•ショットを撮れ!」と躍起になったものだった。秋からは、私はワシントンプログラムに参加するので、ボストンの本校舎にいて授業を受け持つノーキン教授とはこれでお別れである。彼女、「鬼」と言われるものの、厳しいのは授業の内容に対してのみで、その他の就職相談や人生相談などは、意外と親身に乗ってくれる人情味溢れる面もあるのである。多くの学生が、彼女の「仏頂面」を見ただけで相談を頼まずに逃げ出してしまうのが常なのであるが、教授は私生活では二人のティーンエイジャーの娘さんの母親でもある。とにかく、お世話になりました。教授のことは忘れません。この間大学に、この放送ジャーナリズムコースのOBとOGでFOXの記者をしている卒業生がやってきたが、彼らのようにいつか教授を、名字でなくファーストネームの「サーシャ」と呼べるようになりたいものである。(今は怖くてとても呼べない。。。)

5午後にはSchool of Managementの校舎の講堂で、日本人の知人が多く参加している「アジアパシフィックMBAプログラム」の卒業式が開かれたので、のぞいてみる。赤いガウンを着て笑顔の面々。私も早く学位を取りたいなあ。赤いガウンを着て、帽子を投げてみたいものだ。写真はマツケンサンバ大会の幹事をしたS電機のFさんと、おしゃれして卒業式にかけつけたB&Bの経営者、Tおばさん。

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Monday, May 09, 2005

卒業大宴会ビデオプレビュー会で「おひねり」をいただく

5土曜日に撮影に行った「卒業大宴会マツケンサンバ大会」を編集したビデオが完成した。参加者全員のカラオケのさびの部分を入れて、インタビューを軽く編集して、サンバフルコーラスを入れて。。と結局2日間半徹となってしまった。

5卒業大宴会の会場だった「B&B Tおばさんの家」にて、プレビュー会を開いた。Tおばさんの家に宿泊してMBA取得を目指していたボストン大学の日本人学生の面々を前に、編集したものを披露。やんややんやの喝采で、大変受けた。宴会の幹事、FさんとSさんがDVDにがんがん焼いて皆に配る。枚数は50枚近くにものぼった。

5なんと、無償で「ボランティア」として作った宴会ビデオだったが、幹事のFさんの呼びかけで私に「おひねり」が集まった。ありがたい限り。徹夜に近い状態で編集をした甲斐があった。このおひねり、なんと合計して50ドルにもなった。貧乏学生の私には家計の大きな助けになります!ありがとうございました。

5おひねりに加えて、Tおばさんの好意で夕食までただでごちそうになった。和食と洋食のフュージョン料理でうまー!ワインがよく合う。

5これが今晩の夕食のテーブル。Tおばさんの家の中は土足厳禁だし、NHKニュースが流れていて、まるで日本のようだった。


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Sunday, May 08, 2005

寒さに震えながらイチローコール。SOX戦観戦!

5マツケンサンバ大会のビデオを作ったよしみで、S電機の皆さんと野球を見に行く事になった。ボストンレッドソックスVS シアトルマリナーズ戦である。

5雨風がすごくてきのうの試合が中止になった代わりにきょうの昼から試合が行われる。プレイボール2時間前に球場に到着、まずはグッズショップを物色。種類の豊富なSOXロゴ入りグッズの洪水。

5こんなに早く球場に来たのには訳がある。ウォームアップの練習中に、イチローにサインをもらうためである。

5ところがイチローは我々日本人には見向きもしない。代わりにマリナースのコーチとキャッチャーにサインをもらう事に成功した。レッドソックスのサインの列にも並んでみたが、狙っていたジョニー•デーモン選手のサインはもらえなかった。

5試合は兵士の担ぐ星条旗のはためく中、国歌斉唱で始まった。

5きのうまでのざあざあ振りの雨はやんだものの、時折ぱらつく小雨が寒い。

5ところで我々の席は3塁側最前列である。チケットは立ち見席。でも。。延期された試合なので、最前列の客は来ないだろう、と踏んで図々しく座っていた。そしたら、案の定誰もやってこなかったのだ。

5あまりに寒いので、席に座ったままオーダー出来るクラムチャウダーを注文。ボストン市内に本店があるシーフード専門店、「Legal Seafood」のもの。

5でもやはり野球観戦といえば、生ビール。さすがボストン、球場にアイリッシュパブの支店がある。そこで買って来た生ギネスビールをすするものの、日本製のカイロで暖をとる。

5イチローの打席はやはり間近で見ると迫力があった。打って、走って、細くてしなやかな体を生かして大活躍だ。

5レッドソックスの打席も炸裂。ジョニー•デーモン選手は野人のような容貌で、打席に立つとバットを左右に振って相手を挑発する。3塁まで走ってくるとこんなに間近に見れてうれしい。

5Soxのマスコットキャラクター「グリーンモンスター」が球場内を駆け巡ってファンをあおる。

5リリーフで長谷川滋利ピッチャーが登板。イチローと合わせて、日本人選手の活躍が見れてわれわれにはうれしい限り。

5試合は6−3でRedsoxの勝ち。試合後にまた降り出した雨を避けながら、近くのピザ屋「Uno」で暖をとる。「満員のピザ屋の壁には牛の彫刻が。その角には、やはり宿敵NYヤンキースをやっつけろ、という意味かヤンキースキャップが刺さっている。。

5夜はノースエンド(イタリアンタウン)の有名店「Giacomo’s」でカラマリ(やりいか)フライ、パスタなど。

5ノースエンドの有名デザート店/カフェ「Mike’s pastry」でデザートを買う。カノーリというイタリアンデザートやエクレアが激旨のこの店、遅くまで開いていてにぎわっている。

5「Mike's」ではイートインも出来るし、テイクアウトもできる。テイクアウトを頼むと写真のようなかわいい箱に入れてくれてたこヒモで結んでくれる。

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Friday, May 06, 2005

買い出し、買い出し。

5このところ食生活が滅茶苦茶だった。食材を買い出しにいく暇がないので、インスタントラーメンみたいなものしか作れなかったし、外食ばかりしていた。そこで、新鮮な野菜を買いに「週末青空市場」が開かれるHaymarketという場所へ。1ドルや2ドルでスーパーで買える量の2−3倍の野菜が買える留学生の友、ヘイマーケット。パキスタンから来たボストン大の国際フェローのアブドゥルは、「King of Haymarket」と呼ばれ毎週ここに欠かさず仕入れに来ていた。

5野菜の他にもスーパーマーケットに買い出しに。ピンクの豚のパッケージがかわいいパンと、パンに塗るペーストを衝動買い。なかなか旨い。

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Thursday, May 05, 2005

インターン作文締め切りでまたもや走る!

5秋からワシントンDCに行くことになった。ボストン大学のワシントン政治ジャーナリズムプログラムに参加するためだ。ワシントン政治ジャーナリズムプログラムとは、ジャーナリズム学部の学生の中から希望者を募って、秋学期をDCの「ボストン大学ワシントンセンター」(写真)で過ごすもの。ワシントンセンターは地下がパソコンや電話、VTR編集室を備えた取材センター、1階が教室、2階から5階までが寮になっていて「合宿形式」で秋学期を過ごす。参加者は例年15−20人前後。選抜制で、3月に応募を締め切り、4月に教授による面接を経て参加者を決める。成績やエッセイを提出しなければならず、大学院に2度入学するような気分を味わった。

プログラムは3つの要素からなりたっている。
1.BUの教授による政治ジャーナリズムの講義
2.ニューハンプシャーのTV局やマサチューセッツの新聞社など、DCに支局を置けないメディアの“DC記者”としてニュースを配信するインターン
3.個別に好みのTV局や新聞社のDC支局でインターン

この「3」のために、とある日本のテレビ局のDC支局に大学を通じて受け入れをお願いしていたところ、英語と日本語両方で作文を提出するように先方から連絡があった。大学院の授業が終わったばかりだが、今度は作文の締め切りである。ブレインストーミングに時間がかかったが、ものすごい勢いでパソコンのキーをタイプし、何とか大学が閉まる前に「作文添削センター」に駆け込む事に成功した。英文の部分を添削してもらったら、次はそれを今日中にファックスしなければならない。急げ!添削文を受け取って、寮の部屋に走る!

5何とか先方のインターン受け入れ担当者と約束した時間、5:00PMに間に合った。ファックスを流して、確認の電話を入れると力つきてベッドに倒れ込み、そのまま寝てしまった。4月後半から今日まで、本当に息もつかずに駆け抜けた日々であった。


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Wednesday, May 04, 2005

プロンプターが読めない!~メキシカンで“最後の晩餐”

寝不足寝不足の毎日も今日で終わり。春学期最後の日。でも「TVニュースルーム」の日なので5時起きしてTVニュースをチェック。

5だって、きょうは最後にメインアンカー担当の日なのだ。いくつか原稿を書いて、時間までにアンカー席に座る。きょうのCO-ANCHORはカナダ出身のジュリー。最後の日なので、寝不足、体調が悪いのは皆も同じ。デジタルプロンプターの操作を担当するミランダが、体調がおかしいとかでプロンプターが全然原稿を読む速度に合っていない。プロンプターを読めない=アンカーが出来ないのと同じ。ジュリーと二人で「プロンプターが全然読めませーん」と訴えてみるものの、ミランダも、他のクラス全員も学期末でおかしくなっていて改善なし。ひえええええ。つっかえつっかえやってアンカー終わり。不本意。。

5でもこれで春学期は終わったんだ!寝不足よりもまずは開放感でいっぱいになって友達のビッキーとダウンタウンに繰り出した。いつもの店じゃなくて、「Bankok Blue」という有名タイ料理店にて、タイカレーでランチ。るんるん。

5昼寝をして、夜になってまた町へ繰り出す。放送ジャーナリズムのクラスの同級生と、打ち上げディナー。メキシカン料理店にてほぼクラス全員が集合。来学期からは、ワシントンDCの政治ジャーナリズムプログラムに参加する私たち数人をはじめとして、全員がそろう事はもうない。「なんだか悲しくなっちゃう」同級生のケリーが言う。

5一度「TVニュースルーム」のクラスで一緒にニュースアンカーを担当したマイケル•ケリーくんと2ショット。彼は寝起きが悪い他は、なかなか落ち着いていて、記者としてのプレゼン能力があるのだが、いかんせんおとなしすぎるのがたまにきずであった。どんな取材でもカメラを担当すると、絵が「遠い」のである。被写体の近くに寄る勇気がないのだ。

でも、クラスの女子の多くが困っている時にさりげなくマイケル君に助けられた経験がある。そんな「癒し」系の彼とも今学期でお別れ。「この取材できるかな?」と迷っている時に「テディ、君なら必ずできる。」と言ってくれたりして、ありがとねー、マイケル君。気弱な性格を治して、立派なTVプロデューサー•記者になってくれよ。。

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Tuesday, May 03, 2005

ペーパーに苦しむ/教授の評価はマークシートで。

5うーんうーんうーん。

きのう、大学のスタジオでTVマガジン番組のアンカーの大役を終えた(写真は収録風景)のも束の間、きょう午後にまたもやペーパーの締め切りを控えている。そのため、昨晩からろくに眠りもせずにうんうんうなり、電子辞書をかみしめながら迎えたきょう火曜日。

学期末はいつもこう。課題の締め切りが集中するので、仕方ない。考えてみたら、先々週の土曜日に「NY出張」から帰って来てからというもの、休みなく突っ走って来ている。治ったばかりだというのに、また風邪も引いてしまった。

きょう問題なのは、しめきりが目の前のリポートの仕上げ。A4用紙に10枚以上。「ドキュメンタリーの授業で見て来た数々の作品の具体的な名前や手法を挙げながら、古典ドキュメンタリーから現代ドキュメンタリーまでの変遷を独自の視点で分析せよ。」というのがテーマ。

自慢じゃないが、このペーパー、取りかかり始めたのが昨日の朝。でも書くっきゃない。「FT560 Documentary」と書かれた授業のシラバスを見ると、「ファイナル•ペーパーの成績に閉める比率は35%」とある。ということはこれを落とすと、せっかくこれまで築き上げて来た村井ブラウン教授ことムーレイ•ブラウン教授との信頼関係が崩れる事になり、成績も悪くなりかねない。この授業、TV/映画業界での労働経験があるのがクラスで私一人、とあって教授が毎回「じゃ、テディの意見を聞いてみようじゃないか」と指すようになっていたから、たまらない。ドキュメンタリー、といっても毎回「Fahrenheit 911」とか「Supersize me 」みたいなトレンディーなものを見るわけじゃないので、フラハティーとか、グレアソンといった米/英国の古典監督の作品のように「意見のしようがない」ドキュメンタリーも数多かった訳で。。

一晩で英語の10枚のペーパーを仕上げようなんて、私も度胸がついてきたもんだ。でも、書くしかないのだから、とりあえず授業でとったノートをあさって、これまで見て来たドキュメンタリーの名前と内容を並べてメモにしてみる。そして、印象に残った作品のポイントを一言でまとめる。同じような手法で作られた作品をまとめて取り上げる、というやり方で4章の章立ての荒いストーリーを作る事に成功。英語のペーパーの場合、こうした「論旨づけ」が大事。そしてそれをうまく文章に展開していくのだ。

ベッドにつっぷして明け方に3−4時間の睡眠をとりつつ、お菓子をつまみ食いしながら(しないと寝てしまう)なんとか、授業のはじまる午後2時の10分前にペーパーが完成。授業には10分遅れで到着する。間に合った。

5学期末の授業では、教授に対する評価をマークシート方式で記入する用紙が配られる。これを学生が記入している間、教授は教室にいてはいけないことになっている。評価項目は「授業の内容は易しかったか、難しかったか」「課題の量は適当だったか、多すぎたか」「シラバス(授業内容)で告知された内容と、実際の授業は食い違っていなかったか」「教授の人となりについて、どう感じたか」などシビアな内容。(写真)

この評価シート、同じようなものが日本の会社でも導入されないだろうか、とつくづく思う。「上司への部下からの評価」なんていうシートを毎春ごとに職場で記入して、評価が低すぎる上司はクビに出来る、というのはどうだろうかしらん。もちろんこの用紙、無記名で、記入後は教授自身でなく学生の代表が教務課に直接届けることになっているところがミソ。ところで、最後のドキュメンタリーの授業は、これでもう村井先生(ムーレイ教授)に会えなくなると思うとなんだか寂しい気分になった。しかし、もうペーパーを書かなくていいと思うとうれしい。

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Monday, May 02, 2005

風邪っぴきアンカーとワームウーマン。

きょうの「TVマガジン」の授業では、番組のアンカーを担当する。今回は環境について考える「Environment Show」。番組は大きくわけてco-anchorのサラが生ゲストとスタジオでトークをするセグメントと、真ん中の私の「チャールズ川の水資源を守るプロジェクト」についてのセグメント、さらに「取材記者」のアマンダとチャンの作ったVTRを紹介するパートと3つに分かれている。

へ、へーくしょん!なんてこと。1学期中に1回しか回ってこないTVマガジンのアンカーなのに、風邪っぴき。せきがひどくて収録の最中にNGを出してしまいそう。そこで教授に相談した。

「ノーキン教授、土曜日にひどい雨のなかで取材をしていた上に、ジャパニーズ卒業記念サンバパーティに行ったので、風邪を引いてしまいました。しかしこんなに悪くなると思わなくて、咳止めの薬を置いて来てしまいました。ちょっと寮の部屋に薬を取りに行って来てもいいでしょうか?」
「だめです。もう収録ですから。」ノーキン教授はやはり何を頼んでも「鬼」だった。。ちなみに私の部屋は早足で往復すれば10分もかからない距離にある。。

5収録が始まった。アンカーは意外と楽な商売。原稿を打ち込むパソコンと連動している「デジタルプロンプター」に全ての台詞が書いてあるのを、落ち着いて、感情豊かに読めばいいのである。台詞は記者やアンカー自身が書き、プロデューサーが監修する。

最初のパート、サラがブッキングした「環境問題」にまつわるゲストとは、“ワーム•レディー“。生ゴミリサイクルの為にミミズを育てて、州の環境局で「ミミズリサイクル」プロジェクトを推進しているマサチューセッツ州の公務員のおばさんである。大きなシースルーの「生ゴミ入り堆肥箱」を持ち込んで、どのようにワーム(みみず)が生ゴミを堆肥に変えるかを、スタジオで聞くはずだった。ところが、このゲストがとんだくせ者。サラとスタジオでの対談を収録し、失敗もなくOKが出たにも関わらず、「カメラ割りが気に食わないわ。もう一度やらせてちょうだい。でなきゃ来た意味がないわ。プロデューサーと話をさせてちょうだい。」とキレだした。サラは、この収録テープを、おばさんの「州ミミズプロジェクト」のPRのために無償で提供する、と承諾した上で大学のスタジオに来てもらう交渉をしたのだった。

鬼でも教授はさすが「名プロデューサー」だった。「この収録は学生達が単位の一環でやっているもので、最後まで収録を止める事は、カメラ割りや構成を乱す事になるので出来ません。でももしあなたのPRビデオのために取り直しをしたいのなら、あなたの登場部分だけ、全て収録が終わった後にもう一度特別にカメラを回しましょう。」

ゲストが「キレる」事など、初めてだった大学院生も多かったに違いない。が、これは現実のTV業界でも、起こりうる事。現実の世界を少し学んだと思って、我慢した我々であった。収録が終わった後、スタジオはいつにない妙な一体感で一杯になったのであった。まるで本当のTVクルーみたいだ。

5ところで、肝心の私のチャールズリバーインタビューは。。上の写真のように無事、クロマキースクリーンの前で自作のVTRの前フリを立派にこなした。「チャールズリバーは汚れています。見てください。このごみは、土曜日に私が実際に川の土手で見つけたものです。そこで立ち上がったのが地元のNGO団体“チャールズ川水資源アソシエーション”です。1000人のボランティアを動員した毎年恒例のチャールズ川ゴミ拾いを取材、そしてゴミ拾いを企画したNGOの発起人にインタビューをしました。VTRをご覧下さい。」*写真は風邪でちょっと(だいぶ)顔がむくんでいるのでそこは突っ込まないでください。。。

VTRは、非常に多くのチャールズリバーのインサート映像を入れて、長いインタビューを短く感じさせるように心がけた。なかなかうまくいったし、例の鬼教授にも褒められた。インタビューをしたNGO環境活動家のアナさんにインタビューの完成VTRを送ったところ、「よくぞ我々の環境保護活動をVTRにしてくださいました。素晴らしいビデオでした。できれば来年の“チャールズ川ゴミ拾い”を告知するために30秒コマーシャルを作ってほしいの。地元のTV局で流す予定なんだけれど、作ってもらえないかしら?」とアルバイトのオファーを頂いた!ひゃっほー。うれしい。

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Sunday, May 01, 2005

編集作業(へっくしょん!)

4風邪だ、完全な風邪。きのうの雨と低気温の中でのチャールズリバーの取材と、その後のマツケンサンバパーティのばか騒ぎのおかげで完全に風邪を引いた。くしゃみをしながらインタビューのVTR編集作業を行う。このVTRは明日の「TVマガジン」の授業で制作している番組「Mass Exposure」で自分がスタジオアンカーとして紹介する。

そう、あしたは、TVマガジンの授業でアンカーをする日。TVマガジンのアンカー役は1春学期中1回しか回ってこない。なのに、こんな鼻水とのどの状態ではいかん。。しかしマサチューセッツ、あなどれない悪天候ぶりだ。すこし気温が上がったと思っても、冷たい春の雨が瞬く間に外気温を下げる。2週間おきに風邪を引いていてはきりがない。へーっくしょんっと!

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